ブダペスト(2) セーチェーニ鎖橋
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ハンガリーの首都ブダペスト
<鎖橋>
【セーチェーニ鎖橋】
セーチェーニ鎖橋はハンガリーの首都・ブダペストを流れるドナウ川に架かる吊り橋である。
ブダペストのドナウ川で最初に架かった橋であり、西岸のブダ地区と東岸のペスト地区を結んでいる。
◆全長375mの鎖橋
イギリス人の技師ウィリアム・ティアニー・クラークが設計し、建設はスコットランド人アダム・クラークの監督とハンガリー人セーチェーニ・イシュトヴァーン伯爵の支援のもとでなされた。
1849年に開通した当時は中央径間(202m)が世界最長だった。
夜間ライトアップされ、連なる電球が鎖のように見えることから鎖橋と呼ばれる。
◆鎖橋とライオンと王宮
▼鎖の鉄橋の上を走る鉄馬・・・いいシーン。
◆鎖橋のライオン像の逸話
橋の両側のたもとにあるライオン像(合計4頭)は1852年に設置された。このライオン像に関して、舌がないので人々が彫刻家をからかい、彫刻家はドナウ川に投身自殺してしまったという逸話が有名だが、実際は舌はあり(ただし像を見上げると見えない)、彫刻家は1890年代まで存命であった。
◆ライトアップされた夜の鎖橋 (ドナウ川ナイト・クルーズにて)
夜間ライトアップされ、連なる電球が鎖のように見えることから鎖橋と呼ばれる。
▼鎖橋と王宮