アルメニア (13) マテナダラン(古文書保管所)の展示物 後編
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<コーカサス3ヶ国の旅> 7日目
【アルメニアの首都エレヴァン】
①アルメニアの母の像の展望台
②マテナダラン (古文書保管所)
◆◇◆マテナダランの展示物の古文書 【後編】
展示されている古文書の「アルメニア文字」は5世紀に作られて以降、牛皮か羊皮に胡桃(クルミ)の若い実をつぶした液から作られた黒インクで書かれている。また挿絵の多くは天然染料で描かれいて、青はラピスラズリ、赤はアカムシからから抽出した染料で作られ、ニンニクが糊として使われ、虫除けとしても機能しているらしい。
保管されている1万7000冊のうち、2000冊は海外に離散したアルメニア人が寄贈したもの。
▼古文書・展示室
◆◆展示室の古文書その3
▼大きな書物とミニ本
▼ミニ本
▼古文書①
▼古文書②
▼古文書③
◆◆展示室の古文書その4
▼牛革でつくった28kgもある大判の図書。
▼この巨大な本の1㌻に1頭分の皮が使われたという。
▼古地図
▼石版
▼薬草本・・・薬草を解説した12世紀の医学書
▼「北斎漫画九編」・・・これはオークションで入手したらしい。
「北斎漫画」は全15編。九編は1819年(文政2年)年ごろまでの作品
▼美しい楽譜
▼マテナダランの展示室の窓から眺めたマシュトツ通りの風景