モスクワ観光 (9) 世界遺産クレムリン その3
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<コーカサス3ヶ国の旅> 9日目
【モスクワ観光】
①シェレメチェヴォ国際空港から市内へ ②雀が丘(ヴァラビョ-ヴィ丘) ③モスクワ大学
④ノヴォデヴィッチ修道院 ⑤ロシア外務省 ⑥アルバート通り ⑦「ALISHAN」で昼食
⑧世界遺産クレムリン
▼ウスペンスキー大聖堂
▼ブラゴヴェッシェンスキー聖堂とアルハンゲルスキー聖堂
◆◆クタフィヤ塔とトロイツカヤ塔を抜けてクレムリンに入城。
大統領官邸、大統領府(元老院)、イワン大帝の鐘楼、ウスペンスキー大聖堂、十二使徒聖堂、アルハンゲルスキー聖堂、ブラゴヴェッシェンスキー聖堂など聖堂広場(サボールナヤ広場)を廻り、そして大クレムリン宮殿の脇を通り、ボロヴィツカヤ塔から外に出た。
▼クレムリン観光のルート
◆◇◆クレムリン観光 その3 聖堂広場(サボールナヤ広場)
兵器庫、クレクムリン大会宮殿を通り、大統領官邸、大統領府(元老院)を遠くから眺めたあと、大砲の皇帝、鐘の皇帝、高さ81mのイワン大帝の鐘楼へ
次に聖堂広場(サボールナヤ広場)へ。ここには銀のドームの十二使徒聖堂、ロシア帝国の国教大聖堂で黄金のドームのウスペンスキー大聖堂、9つの金色のドームでフレスコ画、イコンで有名なブラゴヴェッシェンスキー聖堂、歴代のロシア皇帝の墓所となっている金色のドームと4つの銀色のドームのアルハンゲルスキー聖堂などが個性のある存在として屹立している。
◆◆十二使徒聖堂
聖堂広場のもっとも北に位置している聖堂がこの十二使徒聖堂。
17世紀に総主教ニコンによって建立されたもので、ロシア正教教会の伝統的様式に従って建築されている。他の大聖堂のような玉ねぎ形のドームがなく、カラフルなモザイクもない。
白い壁と銀色のドームというシンプルで落ち着いたデザインになっている。
▼十二使徒聖堂①
▼十二使徒聖堂②
▼十二使徒聖堂③
◆◆ウスペンスキー大聖堂
15世紀(1475~1479)に建てられた」黄金のドームをもつ塔が5つある聖堂で、聖母昇天大聖堂とも呼ばれる。かつてロシア帝国の「国教大聖堂とされ、イヴァン雷帝以来、皇帝(ツァーリ)の戴冠式が行われ、ピョートル大帝のロシア皇帝(インペラートル)の戴冠式もここで行われた。現在ではロシア連邦大統領の就任式もここで行われる。
このように、ウスペンスキー大聖堂はロシア国家にとっての中心寺院である。
ウスペンスキー大聖堂の内部の壁や天井には、聖人たちのフレスコ画のイコン飾られている。
▼ウスペンスキー大聖堂①
▼ウスペンスキー大聖堂②
▼ウスペンスキー大聖堂③ 奥に見えるのが十二使徒聖堂
▼ウスペンスキー大聖堂④
▼入口の17世紀に描かれたフレスコ画
◆◆ブラゴヴェッシェンスキー聖堂
このブラゴヴェッシェンスキー聖堂は、9つのドームを持つ聖堂で、フレスコ画、イコンで有名。
イワン大帝が1484~1489年に建立させた皇帝の私的な教会という。
内部には著名なイコン画家の作品が多数あり、また、200人以上の人物を描いたフレスコ画の壁画もある。
またイコノスタース(聖障)は15~16世紀のもので、ロシア最古のものだという。
▼ブラゴヴェッシェンスキー聖堂①
▼ブラゴヴェッシェンスキー聖堂② 左は大クレムリン宮殿
▼ブラゴヴェッシェンスキー聖堂③ 大クレムリン宮殿(現ロシア国会議場)にはロシア国旗が掲揚されている。
◆◆アルハンゲルスキー聖堂
クレムリンの南端、モスクワ川に近いところにある。聖堂の名前は、大天使(アルハンゲル)からとられたという。
中央に一つの金色のドームと周囲には4つの銀色のドームをもつ聖堂で、歴代のロシア皇帝(ツァーリ)の墓所となっている。
イヴァン雷帝の棺もここに安置されている。
16世紀初頭(1505~1508)にイタリア人の設計で建立された。
▼アルハンゲルスキー聖堂①
▼アルハンゲルスキー聖堂②
▼アルハンゲルスキー聖堂③
▼アルハンゲルスキー聖堂④