モスクワ観光 (10) 世界遺産クレムリン その4
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<コーカサス3ヶ国の旅> 9日目
【モスクワ観光】
①シェレメチェヴォ国際空港から市内へ ②雀が丘(ヴァラビョ-ヴィ丘) ③モスクワ大学
④ノヴォデヴィッチ修道院 ⑤ロシア外務省 ⑥アルバート通り ⑦「ALISHAN」で昼食
⑧世界遺産クレムリン
▼大クレムリン宮殿
◆◆クタフィヤ塔とトロイツカヤ塔を抜けてクレムリンに入城。
大統領官邸、大統領府(元老院)、イワン大帝の鐘楼、ウスペンスキー大聖堂、十二使徒聖堂、アルハンゲルスキー聖堂、ブラゴヴェッシェンスキー聖堂など聖堂広場(サボールナヤ広場)を廻り、そして大クレムリン宮殿の脇を通り、ボロヴィツカヤ塔から外に出た。
▼クレムリン観光のルート
◆◇◆クレムリン観光 その4 大クレムリン宮殿と武器庫
兵器庫、クレクムリン大会宮殿を通り、大統領官邸、大統領府(元老院)を遠くから眺めたあと、大砲の皇帝、鐘の皇帝、高さ81mのイワン大帝の鐘楼へ
次に聖堂広場(サボールナヤ広場)へ。ここには銀のドームの十二使徒聖堂、ロシア帝国の国教大聖堂で黄金のドームのウスペンスキー大聖堂、9つの金色のドームでフレスコ画、イコンで有名なブラゴヴェッシェンスキー聖堂、歴代のロシア皇帝の墓所となっている金色のドームと4つの銀色のドームのアルハンゲルスキー聖堂などが個性のある存在として屹立している。
聖堂広場から大クレムリン宮殿、武器庫を通り、ポロヴィツカヤ塔から出て、アレクサンドロスキー公園へ
◆◆大クレムリン宮殿
1839年から1849年にかけて造営された宮殿。広義のクレムリン大宮殿は、この大宮殿に上述のグラノヴィータ宮、テレムノイ宮殿を合わせたものを指す。全長125メートル、奥行き63メートルの大建築で、外観三階建て、内部二階建てである。
設計・監督はコンスタンチン・アンドレーエヴィッチ・トーンである。トーンは、宮殿建設に当たり、当時の最新技術を導入することに意を用いた。例えば、宮殿の屋根を支えるのに使われたつなぎ梁は銑鉄製であった。このほか、金属製の天井構造や、セメントの導入、亜鉛製空洞柱、銑鉄製床プレート、吊天井構造、暖房設備などが導入された。また、規模と豪華さにおいて、同時期に造営されたヨーロッパ列強の宮廷建築と比較して、これを凌駕している。
アレクサンドロフの間とアンドレーエフの間は1939年に壁を撤去し、一つのホールとなり、ソ連最高会議及びロシア・ソビエト連邦社会主義共和国最高会議の議場として使われた。
◆◆武器庫(武器宮殿)
クレムリンの南西、アレクサンドロフスキー公園に隣接している。設計は、クレムリン大宮殿と同じくコンスタンチン・トーンの手による。武器庫とあるが、後に戦利品やロマノフ家の宝物を保管するようになり、1720年ピョートル大帝の勅令によって美術館となった。コレクションには、13世紀から18世紀の武具・武器、14世紀から19世紀の織物、宮廷衣装、ロマノフ家の馬車などがある。
▼武器庫(武器宮殿)(左)とクレムリン大宮殿(右)
▼武器庫(武器宮殿)とポロヴィツカヤ塔
▼武器庫脇の軍服の怪しい新婚風カップル(笑)
◆◆ポロヴィツカヤ塔
このピラミッド型の塔はイタリアはミラノの建築家ピエトロ・アントニオ・ソラーリが1490年に造った塔で、クレムリンの南側に位置している。高さは54m。クレムリンを囲む20個の塔のうち、5個の塔に赤い星が付いているが、そのうちの一つ。この塔から出ると広いアレクサンドロフスキー公園が続いている。
▼アレクサンドロフスキー公園からながめた、これはトロイツカヤ塔 ここからクレムリンに入城した。