ラトヴィア(16) リガ旧市街散策(7) 聖ペテロ教会・聖ヨハネ教会
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【バルト三国の旅 】 5日目
①リガ新市街散策 ②リガ旧市街/北側の散策
③リガ旧市街/南側の散策
▼聖ペテロ教会
◆リガ新市街と旧市街散策
午前中は、ゆっくりリガ旧市街と新市街散策。まずはリガのホテル・コンヴェンタ・セータからカルチュ通り、ブリーバス大通りを北東方向に歩き、自由記念碑、国立オペラ座、ラトヴィア大学などの新市街を散策。
次に火薬塔から北側の旧市街を迷いながら散策。城壁、スウェーデン門、リーガ大聖堂、英国教会、ダウガヴァ川沿いの11月11日通り、リーガ城、聖ヤコブ教会、三人兄弟、猫の家、リーヴ広場などを散策
次にリーヴ広場からカリチュ通りを歩き、前日の午後散策した市庁舎広場へ
市庁舎、聖ローラントの像、リガ技術大学、ブラックヘッドのギルド、聖ペテロ教会、聖ヨハネ教会、聖ゲオルギ教会(工芸博物館)などを散策。
◆◆聖ペテロ教会(Sv.Petera Braznica)
聖ペテロ教会は1209年の創建。火災や第2次大戦中の爆撃で破壊され、現在の建物は戦後、改築されバロック様式の彫刻で装飾された現在の形になった。惨状を物語る写真、焼けただれた尖塔の雄鶏、崩落した石材などが展示されている。
この聖ペテロ教会の塔の高さは約124mで、リーガ旧市街で最も背の高い建物となっている。この塔も何度も火災などにあって倒壊し、その都度再建されてきたという。72mまでエレベータで登れる展望台があり、リーガを一望できる。
▼聖ペテロ教会①
▼聖ペテロ教会②
▼聖ペテロ教会③
▼聖ペテロ教会④
▼聖ペテロ教会⑤
▼聖ペテロ教会⑥
▼聖ペテロ教会⑦
▼聖ペテロ教会⑧
▼聖ペテロ教会⑨
▼聖ペテロ教会⑩
▼聖ペテロ教会⑪
◆◆聖ヨハネ教会(Sv.Jana Baznica)
聖ヨハネ教会が最初に建立されたのが1297年である。その後16世紀に再建され、ゴシック様式の美しい教会となった。階段状のペディメントはリーガで最も秀逸なものとされている。
【この教会の中世のエピソード】
中世には生きた人間を壁に塗り込めば災いから建物を守ることができるという信仰があり、この教会でもふたりの修道士が志願して壁の中に入ることになった。壁には外から穴が開けられていて、通りかかる人から施しを受けられるようにしてあったが、彼らの生命は長くは続かなかった。しかし、当時の法王はこの行為を利己的と非難し、彼らを聖人とは認めなかったため、穴はふさがれ彼らの行いは人々の記憶から消えていった。
19世紀半ばの教会修理の際、この話を覚えていた人が壁を叩いて探してみると空間が見つかり、彼らの屍が実際に発見されたという。今も外側に見られる十字架型の穴は、後に彼らを記念して造られたものだそうだ。
▼聖ヨハネ教会①
▼聖ヨハネ教会②
▼聖ヨハネ教会③
▼聖ヨハネ教会④
◆◆聖ゲオルギ教会(Sv.Jara Baznica) 工芸博物館
1204年に帯剣騎士団の城の一部として建てられた、現存するリガで最も古い建物。13世紀終わりに住民たちによって破壊され、この南側の部分のみが残された。後にここは聖ゲオルギ教会として使われ、宗教改革以後は倉庫となった。現在は工芸博物館となっていて、教会の面影はなく、見過ごしてしまいそうになった。
▼聖ゲオルギ教会(工芸博物館)
▼聖ゲオルギ教会(工芸博物館)
▼聖ゲオルギ教会(工芸博物館)
▼聖ゲオルギ教会(工芸博物館)
▼聖ゲオルギ教会(工芸博物館)