台湾周遊 (7) <台中> 【宝覚寺】 (寶覺禅寺)
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【台湾周遊の旅 】 2日目
①台中の宝覚寺
▼宝覚寺の高さ約30mの微笑ましい大きな弥勒大仏(布袋様)
◆台中と『宝覚寺』
台中は台湾中部の中心都市で人口約260万人の台湾第3の都市。18世紀初めに大量の漢民族が移住し、都市を形成したと言われている。1884年には台湾省府が台中に置かれたようであるが、間もなく台北に移された経緯がある。台中市は年間を通して温暖な気候で、雨も少なく、緑も多いことから、台湾で最も住みやすい都市といわれ、新興住宅地として高級高層マンションが次々と建設されている地域になっているという。
▼台中市街①
▼台中市街②
▼台中市街③
▼台中市街④
その台中市内で観光の見所といえば『宝覚寺』で、この日はまず『宝覚寺』を訪問した。
◆◆【宝覚寺】(寶覺禅寺)
1928年建立の仏教寺院で、高さ約30mほどもある大きな弥勒大仏(布袋様)の像が有名。日本と縁の深い寺でもあり、戦前台湾で亡くなった日本人居留者約1万4000人の遺骨が納められており、大悲講堂には日本の国宝仏像解夢観音(奈良法隆寺)が祭られ、友愛鐘楼には日台友好を祈願し日本から送られた鐘があるという。
▼宝覚寺の門
▼宝覚寺・本堂
◆弥勒大仏(布袋様)
▼有名な高さ約30mほどもある大きな弥勒大仏(布袋様)
この大仏の耳を触ると幸福が訪れ、へそに触ると「へそくり」が増え(笑)金持ちになるという。
何しろ高さ約30mの大仏は大きく、その耳やへそに触ることは出来そうにない。
▼大仏の隣の小さな弥勒菩薩の布袋さん
大仏の耳やへそを触る代わりに、この小さな弥勒仏の耳やへそを触っても同じ御利益があるといい、この布袋さんは耳やへそに触るために置かれているという。
◆1990年(平成2年)には、台湾出身日本軍人の戦死者3万3千余人の霊を祀る『平和英魂観音亭』と『霊安故郷』と刻んだ慰霊碑が建立されました。この『霊安故郷』という文字は、台湾人として初めて総統になった李登輝氏の揮毫によるもので、毎年春秋2回に渡り、慰霊祭が開かれているそうです。
▼『平和英魂観音亭』
▼『霊安故郷』と刻んだ慰霊碑
◆日本人遺骨安置の碑