キューバ (69) モンカダ兵営博物館 その1 博物館編
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<キューバの旅> 7日目
【サンティアゴ・デ・クーバ】
①サンティアゴ・デ・クーバの朝 ②グランヒータ・シボネイ ③モンカダ兵営博物館
◆◆モンカダ兵営博物館
1953年7月26日にカストロ率いる革命軍が、このモンカダ兵営を襲撃した現場。キューバ革命が火蓋を切った歴史的な場所で、今は当時の建物がそのままモンカダ兵営博物館として保存されている。入口の壁には激しい銃撃戦の跡として多数の銃痕が生々しく残っている。建物中央上部に「26」と書かれてあり、ここを襲撃した7月26日は革命記念日にもなっている。また現在、学校の校舎としても使用されている。
▼壁に残った銃撃戦の痕
このモンカダ兵営襲撃は失敗に終わり、120人程の革命軍の内、約半数が銃撃戦や拷問の犠牲となり、カストロ自身も逮捕され、懲役15年を言い渡されたが、恩赦で釈放された。
▼モンカダ兵営襲撃で殺された同士61名の似顔絵
その後カストロはメキシコへ亡命して、1956年12月にチェ・ゲバラを含む革命軍約80人がグランマ号に乗り込みカリブ海に面するグランマに上陸し、農民の支持を得たゲリラ戦で勝利し、3年後にバティスタを国外へ追い出してキューバ革命を達成する。
◆モンカダ兵営博物館
◆モンカダ兵営襲撃の記録展示物
▼モンカダ兵営襲撃で殺された61名の同士の写真
◆キューバ革命の軌跡の展示物
モンカダ兵営襲撃後恩赦で釈放されたカストロはメキシコへ亡命して、1956年12月にチェ・ゲバラを含む革命軍約80人と伴にグランマ号に乗り込みカリブ海に面するグランマに上陸し、農民の支持を得たゲリラ戦で勝利し、3年後にバティスタを国外へ追い出してキューバ革命を達成する。
▼博物館のスタッフさん