篠栗四国八十八箇所霊場 第27番札所 【金出神峰寺】
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今日も篠栗巡拝日和ということで、今日10月24日に第5回目の篠栗巡拝に行ってきた。
27番金出神峰寺、87番弘照院、66番観音坂観音堂、15番妙音寺、86番金出観音堂、
35番珠林寺薬師堂、4番金出大日堂と7ヶ所の札所を廻ってきた。
午後から出発するとちょうどこれくらいの数の札所を参拝すると夕暮れ時になってくる。
これで88ヶ所の札所のうち35ヶ所を廻ったことになる。
まだ道半ばといったところですね。ま、あせらず、たゆまず、ぽれぽれと巡拝していきます。
今回は、この日最初の第27番札所 【金出神峰寺】 の紹介です。
◆◆第27番札所 【金出神峰寺(こうのみねじ)】
国道201号線を東に進み、金出交差点を左に曲がり北へ走る。66番観音坂観音堂から参拝しようと思って走っていたが、道の左に第27番札所の看板が見えたので、今日は第27番札所【金出神峰寺】から参拝することにした。急な坂道を登り突き当りを右に曲がると金出神峰寺の駐車場に到着。
参道の階段を登っていくと立派な庭園に迎えられる。この庭園は有名で別名「草庵」といい、篠栗が生んだ傑物・・・藤金作の別邸だった場所らしい。
藤金作は庄屋、村長、県会議員、国会議員と出世して政治にかかわる一方、篠栗問屋、粕屋鉱業や田川採炭会社などの創業にかかわり、篠栗鉄道建設や九州大学の誘致などに尽力したという。また私財を投じて桜の名所『新吉野公園』を造成した人物でもある。
第27番札所【金出・神峰寺】の本尊は十一面観音。
本家四国88ヶ所霊場の高知の27番札所の神峰寺(こうのみねじ)には、『幕末のころ、三菱王国を築いた岩崎弥太郎の母は、21日の間、20km離れた家から神峯寺へ日参し、弥太郎の開運を祈願した。やがて、弥太郎は大成し後に山林を寄進し、報恩を感謝している。』という話が伝わっている。
▼金出神峰寺(こうのみねじ)の参道の階段
▼藤金作ゆかりの庭園「草庵」
◆第27番札所 【金出神峰寺】 本堂
▼本尊は十一面観世音菩薩
▼十一面観世音菩薩像
◆【金出神峰寺】 境内
▼参道を下りる・・・
▼金出神峰寺の駐車場は季節料理を供する「福生園」の駐車場でもある。