<水島夫妻のバイクの旅> ボリビアのウユニ塩湖
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・水島さんメール・・・・・・・・・・・・・・・・
昨夜遅くウユニ塩湖からもどりました。これまでの街の概要と写真添付で送ります
明日早朝、オルローに戻って、コチャバンバからサンタクルーズに向かおうと思っています。サンタクルーズまで行けば、アンデスともお別れ、標高も500メートルくらいになりますので、風邪なのか? 高山病なのか? わからないのですが、バテバテの安子も元気になると思います。
■オルロー(Oturo)について
首都ラパスより南東へ約230キロ、アンデス高原の街オルローは標高3700メートル、人口18万人の町。赤茶けたアンデスの山山に囲まれ、シグロペインテ(SigioXX)をはじめとする大鉱山がひかえるこの町は、ボリビアの一大工業都市となっているとのこと。
黒、茶を基調とした、地味な装いのインディヘナが多いボリビアにあって、ここオルローの人達は、紫、赤、青、時にはショッキングピンクを使ったスカート、ポンチョなどを愛用している。これもスズ鉱山がもたらす富が、こんな所に現れているようである。
ここまで来る道、オーストラリアのアウトバックと一緒のような、草木もない荒涼とした台地。
町自体もこの荒涼とした大地にぽつんとあるだけ、これがボリビアの一大工業都市とは、、、、
ボリビアの貧しいこと、改めて実感。
■ポトシ(Potosi)について
4000~4500のアンデスの山中、赤茶けた山山に囲まれてひっそりとただずむ町、鉱山の町ポトシである。 1545年、ポトシ山に大銀脈が発見されてから始まるこの町の栄枯盛衰は、ボリビアの歴史を映しているといわれている。 取れるものは銀のほかにスズ、タングステンなど、"富の山セロ・リコCerro Rico"と呼ばれている。
ポトシの町は、標高4、070メートル、ボリビアで、そして世界で最も高い位置にある都市。総面積11万8218平方キロメートル、人口は約11万人。主要産業は鉱業で、鉱山労働者は大半がインディヘナである。 スペインの植民地であったころ、ここから取れた銀でヨーロッパの経済を支えたとも言われている。
高山順応してなければ間違いなく高山病になること間違いなしで、それに坂の街。
ナスカからアンデスの山越えの際、プキヨで地元の人が行っていた、"これからのアンデスの山越えとこれからのコース、タンデム・フルパッキンでは無理ではないか" といわれたこと、全く其の通りだと実感するところであった。来るべきではなかったかもしれない。
■ウユニ塩湖
今から数万年前、ボリビア南西部を覆っていた湖は、干しあがるにしたがって水中の塩が固まり、いくつかの塩湖となった。流れ込む川のないウユニ湖とコイバサ湖は、はるか昔から、一面真っ白な塩湖となっている。
ウユニ湖は最高地点は標高3、760メートル。見渡す限り真っ白な世界。湖の大きさは120km×100kmあり、20億トンという膨大な塩がここにあるとのことである。地平線まで銀の世界である。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・日記と写真・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆オートバイ二人乗りの旅
360度見渡す限り真っ白な世界ウユニ塩湖。 驚嘆 感動!!
ボリビアの首都ラパスから4000メートルの大地を、世界で最も高い位置にある鉱山の街ポトシへ549キロ、そしてオートバイトランザルプを乗り合いバスに乗り換え、更にアンデス山中に分け入れること7時間、そしてウユニの町につき、
4WDに乗り換え、来ました、世界最大の塩の湖、ウユニ塩湖。
自然のつくりなす、驚異の造形。 チャレンジしてこそ得られた 驚嘆と感動!!
“すばらしかった”