世界遺産 【ペルセポリス】 (4)
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ペルセポリス(4)
■世界遺産 【ペルセポリス】
◆ペルセポリス遺跡の南西の一角には、各時代の帝王の宮殿跡がある。ダレイオス1世の宮殿、クセルクセス1世の宮殿、アルタクセスクセス3世の宮殿である。ダレイオス宮殿の階段や土台石の壁面にはやはり数多くのレリーフが刻まれている。
百柱の間は、アパダナ宮殿の東側に位置している。一辺が約70mのほぼ正方形の大広間は、縦横各10本の柱列が整然と並び宮殿の天井を支えていた。さらに玄関にあたる北側には、東西8本の柱が2列に並んでいた。広間への入り口は東西南北にあった。現在は、それぞれレリーフが施された門を見ることができる。大広間の百柱の大部分は破壊され、規則正しく並んだ柱の台座が往時を偲ばせてくれる。
◆ダリウス1世の宮殿。
◆門のレリーフ