下関・城下町長府ぽれぽれ散策(3)
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◆旧松岡家長家門
江戸時代に長府藩医を努めた松岡家の長家門で、江戸時代後期の建築と推定されている。城下町長府を象徴する長家門の一つであるため、文化財保護の見地から解体修理を行い、当初の位置から3m後退させて、練塀とともに整備された。(掲示板の説明)
▼松嘯館(しょうしょうかん)跡(旧松岡家主家跡)
旧松岡家の主家の別称で、敷地内に大きな松があり、松風の音が響いたことに由来している。シーボルトと交流があった七代目道遠は著名な人で、各地から弟子が教えを受けに集まったと言われている。往時の松嘯館をイメージするため、この建物の間取りを平面的に表示するとともに大きな松を移植した。(掲示板の説明)
▼薬草園
薬草園の所在については不詳ですが、当時の医者は庭を薬草園にしていた事例が多い事から、この場所を薬草園に見立てて整備しました。なお、武家屋敷では敷地内に、弓矢の矢とする目的で矢竹やあるいは果樹・常緑樹などが植栽され、長府は緑豊かな城下町であったようです。(掲示板の説明)
▼宮の内線の小道から見た松嘯館跡。 この先、横枕小路に出る