スロバキアのブラチスラバ (2) ブラチスラバ城
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2009年3月21日スロバキアの首都ブラチスラバ
ブラチスラバ城と旧市街
◆ウィーン観光のあと、バスでスロバキアの首都ブラチスラバへ。約65km、所要時間約1時間40分。ブラチスラバ城と旧市街を観光。
◆ブラチスラバ城 Bratislavský hrad

「ひっ くり返ったテーブル」の愛称で地元の人々に親しまれているのがブラチスラバ城で、起源は紀元前(鉄器時代:紀元前 6世紀以前)まで遡ります。ケルト人、ローマ人( 1世紀頃)によって建物が築かれ、 9世紀、大モラビア王国時代には宮殿及びバシリカが作られ、行政機関の中心として使われていました。 15世紀には当時のハンガリー王、シギスムンド王が後期ゴシックスタイルに改築し、さらに 16世紀には四翼を持つルネサンスの宮殿に立て直され、これが現在見られる姿の基礎となります。ブラチスラバ城がもっとも栄えたのは 18世紀のマリア・テレジアの時代で、同世紀後半に宮廷として相応しいようバロック風に改築され、マリア・テレジアは義理の息子であるアルベルト・テッ シェンにハンガリー総督としての地位及びこの住まいを与えました。マリア・テレジア自身も居城として 1760-80年まで使用しており、しばしばここで裁判も開かれました。また、現在ウィーンにあるアルベルティーナ美術館の美術品もここに置かれていまし た。しかし、マリア・テレジアの死とともに城は衰退し、神学校の宿舎や教室として使われたり兵営となったりはしたものの、遂に 1811年火事で焼失してしまいました。共産主義時代、城は 1945-68年にかけて修復されました。現在、城内には歴史博物館や音楽博物館が設置され一般に公開されています。また、城の塔から見る町の眺めは素晴 らしいものです。(在スロバキア日本国大使館の資料より拝借)
◆高台のブラチスラバ城の前からのドナウ川の眺め




ブラチスラバ城は改修中のため入城できず、ドナウ川の景色を眺めて短時間で観光終了。
これからブラチスラバ旧市街へと向かう。












