聖都ムーレイ・イドリスとメクネス・ワイン
|
<世界遺産・古都メクネス>
①古都メクネス ②マンスール門 ③ムーレイ・イスマイル廟
④ムーレイ・イスマイルの巨大穀物倉(ヘリ)と巨大厩舎跡
<聖都ムーレイ・イドリス>
▼聖都ムーレイ・イドリス
【聖都ムーレイ・イドリス】
メクネスから北へ約30km。なだらかな丘陵地を上っていくと、ザルフォーン山にへばりつくように、白い家並みが山頂まで広がっている。これが「聖者の町」といわれる古都ムーレイ・イドリスである。
ここは、789年、モロッコ最初のイスラム王朝イドリス朝が開かれた町で、創始者ムーレイ・イドリス1世は、4代目カリフのアリーと預言者ムハンマドの娘ファティマの子供ハッサンの子孫で、アッバース朝に追われて、この地にやってきた。
そのムーレイ・イドリスは、モロッコで最も崇拝されている聖者で、町の中心ホルムと呼ばれる聖域にある彼の廟は、緑色のタイル屋根を持つ回廊式の建物だが、非イスラムは入場禁止となっている。
町全体もかつては、「聖域」として非イスラム教徒に閉ざされていた。毎年夏にムッセムの祭(聖者祭)が行われ、この時期には何千人もの巡礼客が訪れるという。
聖域には、敬意を表し、ここは遠望するのみ。
◆聖都ムーレイ・イドリス遠望
◆◆この日のランチは、メクネスの近郊のホテルのレストランで食す。
せっかくだから「メクネス・ワイン」を注文。
◆これがランチです。
◆これが注文したメクネス・ワイン
▼これは別の銘柄のメクネス・ワイン
ホテルの雰囲気がよかったのか、お腹が空いていたのか、ランチもワインも美味しゅうございました。ハムドゥリッラー (セテ トレ ビアン).
次にモロッコに現存する最大のローマ遺跡で世界遺産のヴォルビリス遺跡に向かいます。