インカ帝国のルーツ <黄金の都・シカン展>
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福岡市博物館で開催中のインカ帝国のルーツ<黄金の都・シカン展>に行ってきた。
シカン文化の展示物も面白かったが、南イリノイ大学の島田泉教授の遺跡の発掘作業の過程(シカン考古学プロジェクト)やシカン文化についての説明のビデオが分かりやすくて、考古学に興味が湧いてきたかな。
3Dの映像も、あのメガネをかけて初めて見た。
立体的に浮き上がった映像には、ちと感動したが、長時間の視聴は疲れそうな予感。
なんか脳神経が消耗しそう・・・3DTV購入はパスと決定。
帰りに絵葉書と記念のミーハー的なシカンのマグ・カップを購入。いい気分転換になった。
◆福岡市博物館

▼博物館内部・・・7月にはアンコール・ワット展がある。


▼シカン展入り口

【シカン文化】
シカン文化(Sicán)はペルー北部沿岸で750年~1350年頃のプレ・インカ時代に栄えた考古文化。
南イリノイ大学人類学科の島田泉教授により名づけられた。
「シカン」とは「月の神殿」を意味する。
シカンは海岸沿いの地域で、ペルー北部からエクアドルとの国境近くまで広がっていた。その範囲はランバイエケ地方に及び、モトゥペ(Motupe)、ラ・レチェ(La Leche)、ランバイエケ(Lambayeque)、サナ(Zana)渓谷(現・チクラヨ付近)を含む。
▼黄金の儀式用トゥミ 中期シカン(950~1100年頃)

▼シカン黄金製大仮面 中期シカン(950~1100年頃)

▼黄金薄板製半袖チュニック 中期シカン(950~1100年頃)

▼シカン神の顔を逆さまに打ち出し細工した黄金と白銀の儀式用ケロ

▼高純度の黄金製の卵を抱いた蜘蛛 中期シカン(950~1100年頃)













