ヴォルビリス遺跡 (3) 邸とモザイクと浴場と大通り
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Ⅰ<世界遺産・古都メクネス>
Ⅱ<聖都ムーレイ・イドリス>、
Ⅲ<世界遺産・ヴォルビリス遺跡>
【世界遺産・ヴォルビリス遺跡】
1997年に世界遺産に登録されたモロッコに現存する最大のローマ遺跡。
紀元前2世紀の頃から町ができ、モーリタリア王国の一都市として、ワリーリ(月桂樹の意味)と呼ばれていた。紀元前40年以後、ローマ帝国の属領となり、ヴォルビリスの街として2万人もの人が住んで繁栄し、凱旋門や神殿などが建設された。
しかし、3世紀末には、ベルベル人の圧迫により衰退し、ローマ帝国は撤退、8世紀にはムーレイ・イドリスを都としたイドリス朝の支配下に入り、イスラム教の街となった。
18世紀の地震で崩壊するが、1887年から発掘が開始され、発掘作業は現在も続いている。
◆街を取り囲む城壁は全長2359m。40haの広大な敷地をもつ。8つの門と40の塔があり、トリブナーレのバジリカ(バジリカ礼拝堂)、カピトリウム(ユピテル神殿)、カラカラ帝の凱旋門、公共広場、大通り、浴場、オリーブ油の製油所などが修復されている。床や壁に残るモザイクは、当時の状態ほぼそのままに保存されている。
◆列柱の邸とモザイク
◆騎士の邸とモザイク
◆ヘラクレスの功業邸とモザイク
ヘラクレスの12功業が描かれている。
◆四季の女神たちの邸とモザイク
◆海の精の邸と海洋生物のモザイク
なぜにイルカがいるか?(笑)
▼手に十字、右上に蛇のモザイク・・・・・薬局か病院らしい
◆北の浴場
▼浴場のサウナ跡で実演する現地ガイドのラシッド
▼リラックスし過ぎの図
▼「考える人」のラシッド
◆◆最後は、デクマヌス・マキシム大通り
▼大通りとカラカラ帝の凱旋門
▼遠くに見えているのが北東の出入り口「タンジェ門」
◆ヴォルビリス遺跡で見かけた花たち
◆この日の夕食は、こんな感じ
これで、世界遺産のメクネスとヴォルビリスの旅が終わり、16時にヴォルビリスを出発。
フェズには18時に到着。翌日は砂漠のオアシス・エルフードまで移動します。
カメルーンとデンマーク戦を観戦しながらの編集でした。・・・・今1-2だが、がんばれカメルーン!
明日からのエントリーは、中米4ヶ国の旅のグアテマラ編にいきます。