フェズからエルフードへ(12) エルフード ERFOUD
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フェズ→イフレン→ザイダ→ミデルト→ズィズ川渓谷→ダム湖→
エルラシディア→オアシス→マディド・カスバ→エルフード
フェズのホテルを7時15分出発。アトラス山脈の中腹・標高1600mにあるリゾートのイフレンに向かう。約1時間走ってイフレンに8時20分到着。
イフレンで休憩後、ザイダに向け出発。紀元前から宮殿の屋根や船の建材として使用されていたというアトラス杉の林で休憩。10時に標高2178mのザード峠(Zad Pass)を通過し、ザイダに向かう・・・・
ザイダで休憩。ザイダ名物のラム・ケバブを食す。
ザイダでの休憩のあと、ランチ場所のミデルトへ向かう・・・ミデルトには11時30分頃到着。
ランチは近くのダム湖で獲れた鱒(マス)のムニエル。
ミデルトでランチのあと、ズィズ渓谷Gorges du Zizに向け出発。
「Ziz」とはベルベル語で「風」という意味。
the Zaabal Tunnel でズィズ渓谷を展望する。
the Zaabal Tunnel を出発。
途中オアシスを通過し、ダム湖のハッサン二世ダムへ・・・
ハッサン二世ダムを通過し、エルラシディアへ。
エルラシディアの街を離れて30分ほど走ると、ズィズ川に再び出会った。
ズィズ川渓谷とオアシスが現れた。
それを見渡すカフェで休憩。ナツメヤシの木が生い茂る緑豊かなオアシスを暫し眺める。
オアシスを眺めたあと、バスは出発。
16時30分頃、マディド・カスバ(Ksar Maadid)に到着。
カスバを見学後、エルフードへ
エルフードではまず化石工場を見学。
そのあとホテルへ。ホテルは「サラーム・ホテル」。到着は午後6時過ぎ。
フェズから11時間でエルフードへ無事到着。
翌20日は早朝4時15分に起床し、四輪駆動車でメルズーガへ走り、サハラ砂漠の日の出を見る予定。
▼マディド・カスバからエルフードへ
【エルフード】
エルフードは、1917年フランス軍の駐屯地として建設されたが、今はメルズーガ砂丘ツアーの基地として名高い。人口は約1万人。また、化石の宝庫として知られ、10分もあれば端から端まで歩けるほどの距離に化石を扱う店が軒を連ねている。アンモナイトなどの化石を含む黒大理石を食器や家具の形に切り出し、磨きあげ商品化して販売している。
◆エルフードの化石工場
モロッコは世界有数の化石の産地。見学した化石工場の名は「MANAR MARBRE」。
化石の加工工場では化石を研磨している様子を見学。発掘したばかりの化石はただの石ころ同然だが、研磨することによって、艶やかな光沢に・・・その理由は、このあたりの岩盤には大理石が多く含まれているからという。三葉虫、アンモナイト、オウム貝、砂漠のバラなどの加工された化石製品を販売している。
▼アンモナイトの化石
※アンモナイトの語源は、ルクソールのカルナック神殿でも見られる古代エジプトのアモン神を表す 牡羊の巻き角の形に似て いることから、古代ローマの博物学者プリニウスが「アンモナイト 」と呼んだのがはじまりという。
▼水をかけると化石が浮かび上がる。
▼原石を裁断する機械
▼化石の研磨作業
◆化石製品の展示場
▼化石製品はいろいろありますが、購買意欲が湧いてこない(笑)
▼アンモナイトやオーム貝の化石製品
▼他の貝の化石製品
▼こっちの方が気になったプジョーの原チャリ
▼工場の前の、のどかな風景
化石工場見学も終り、エルフードのホテルへ向かう。
◆ホテル・サラーム(Hotel Salam)
▼プールもあり、リゾート・ホテル風
▼さあ、夕食だ
フェズからアトラス越えのエルフードまでの長い一日が終わった。
あすは、メルズーガでサハラ砂漠の日の出を見るために早朝起床。
今夜は、大人しく早めの就寝。熟睡。