「パタゴニア紀行」 その27 ＜Glaciar Perito Moreno （９）＞

　＜氷河のトンネルの中へ＞

























「パタゴニア紀行」　その27　　＜Glaciar Perito Moreno　（９）＞

　１０時30分から氷河を登りはじめ、１時間近くトレッキングした頃、ガイドがわれわれを珍しい氷河トンネルに案内してくれた。

氷河のトンネルの中は、外光が透明な氷を通過し、薄明るいブルーの色調で彩られていて、こころウキウキ。　トレッキングに参加した者は、皆、童心に戻り、トンネル探検を興味津々愉しんでいた。
氷河のトンネルの中まで探検できるとは、まったくの想定外だったので、愉しい体験ができ、パタゴニア紀行の印象に残る思い出の一つになった。

氷河の上を歩き続けて、少し疲労していた身体とこころがこの氷河トンネル探検でリフレッシュでき、タイミングのいい休憩時間にもなった。
トンネルを出て、外の景色を眺めると、また新鮮な視点で美しい氷河の姿を見ることもできた。
このトンネル体験のあと、トレッキングの折り返し地点に到達し、上ったルートとは違うルートで氷河をゆっくり、慎重に降りていく。

１時間以上かかって降りていくと、これまたうれしいものが、長時間のトレッキングで疲れ気味のみんなを待っていて、歓喜させてくれた。　さ～て、これは何でしょう？

次回のお楽しみ。