“中米のポンペイ” 世界遺産ホヤ・デ・セレン遺跡
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エルサルバドル 2010年4月28日(水)サンサルバドル→世界遺産ホヤ・デ・セレン→サン・アンドレス遺跡→グアテマラ・シティ

◆ホヤ・デ・セレン遺跡
“中米のポンペイ”ともいわれるマヤ住居群の遺跡
サン・サルバドルの西36kmにある、マヤ古典期前期に造られた村落の遺跡。ここでは3世紀ころから農耕が営まれていたが、640年に近郊のロマ・カルデーラ火山が噴火し、村全体がすっぽりと厚い灰の下に閉じ込められた。
そのまま1400年の間、火山灰層の中で眠り続けたが、1976年に穀物保存用のサイロ建設の工事中に偶然発見された。
住居や農耕器具、耕作地などが当時の状況で残っており、出土品や住居跡から当時のマヤの村や生活の様子がわかる貴重な遺跡となっている。
1976年に発掘が開始され、1993年には世界遺産に登録された。
◆ホヤ・デ・セレン遺跡の駐車場
色鮮やかなバスが並んでいた。水曜日は一般市民に無料で開放されている為、遠足の学生たちで賑わっていた。

▼遺跡見学の子供たちがいっぱい。

▼入口前は見学客で大混雑。
ガイドのホセ君の計らいで老齢の遺跡博物館の館長さんが案内をしてくれることになり、遺跡への入場も優先された。


◆◆ホヤ・デ・セレン遺跡

▼日干しレンガを積み上げた構造
竹か葦の棒状の植物が鉄筋のように組まれ補強材に使われている。

▼スチーム・バスもある。



▼右下が台所



▼火山灰の層
5m以上の火山灰が堆積し1400年もの間、建物を覆い隠していた。


◆遺跡見学のあと・・・元気な子供たち



▼銃を所持している警備員

◆遺跡の周りは自然に溢れている。




▼カカオの実

◆ホヤ・デ・セレンの花















