ソフィア(5) 聖ニコライ・ロシア教会
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2010年9月2日(木)
ソフィア観光
▼ロシア正教の聖ニコライ・ロシア教会
◆聖ニコライ・ロシア教会
聖ニコライ・ロシア教会は、ロシアの外交官セモントフスキ・クリロの命により、「聖ニコライ」を祀るため1914年に建立された。この場所は、ロシアからの支援を受けてブルガリアが独立した後の、1882年に壊された「サレイ・モスク」の跡地。建立者は当時のロシア外交官「セモントフスキ・クリロ」で、同じ正教であっても、自らが信仰するロシア正教はブルガリア正教と異なることから、この教会を建てさせたと言う。教会の外観はロシア正教の教会らしく、中心の大きなドームと周囲の4つの小さなドーム、計5つの金色に輝く玉ねぎ型のドームを持つ。エメラルドグリーンの尖塔や屋根、白い壁と調和し、美しい姿を見せてくれている。これらは、17世紀頃のロシア正教教会の典型的なスタイルで、「アレクサンドル・ネフスキー寺院」を手掛けた建築家の「アレクサンドル・スミルノフ」の手によるもの。
◆聖ニコライ・ロシア教会の地下聖堂
ガイドのステラさんに勧められて、左側の階段を下りて小さな入口から入った地下聖堂
▼祈祷所では何やら紙に書いている・・・・
▼紙に名前と願い事を書いて祈祷箱に入れると願いが叶うという。
早速ヤスコヴィッチも願い事を書きました。 願い事は、ひ・み・つ。(笑)
▼右が祈祷箱
▼聖大主教セラフィム
地下聖堂には、1950年にソフィアで死去し、後にブルガリア正教会によって列聖とされた聖大主教セラフィムの不朽体が安置されている。