ティカル遺跡(12) 双子のピラミッド、コンプレックスRとQ
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グアテマラ 2010年5月1日(土)
世界遺産ティカル遺跡
①ビジター・センター ②セントラル・アクロポリス ③グラン・プラザ Ⅰ号神殿・Ⅱ号神殿
④Ⅴ号神殿 ⑤サウス・アクロポリス⑥7つの神殿の広場 ⑦Ⅲ号神殿と失われた世界 <東屋でランチ> ⑧Ⅳ号神殿(70m)登頂 ⑨密林を歩く ⑩コンプレックスRとQ
◆ティカル遺跡観光の最終回

グラン・プラザ のⅠ号神殿・Ⅱ号神殿の見学のあと、Ⅴ号神殿に向かう。高さ57mの急勾配のⅤ号神殿に登って、ティカル遺跡のジャングルとピラミッドを眺めたあと、未発掘の丘になっているサウス・アクロポリスへ。そして7つの神殿の広場へ。次にⅢ号神殿を遠望しながら「失われた世界」を見学。
昼食はⅣ号神殿近くの東屋でサンドウィッチと冷たいジュースのランチ。このとき、近くで地元の観光客の女性が熱中症で倒れた。それくらいこの日は暑かった。
午後から、まずティカル遺跡の中で1番高いⅣ号神殿(70m)に登頂。
ティカルのジャングルの樹海と屹立するピラミッド神殿の壮大なパノラマ風景を眺める。すばらしい風景だった。
Ⅳ号神殿登頂のあと、猛暑のティカルの密林をぽれぽれと歩き、最後に双子のピラミッドのコンプレックスRとQを見学した。

◆双子のピラミッドのコンプレックスRとQ <Complejo R,Q>
コンプレッックス(コンプレッホ)とは、4つの建物が1組になっている様式のことで、7世紀の初頭にティカルで初めて行われた建築様式。
対の2つの小ピラミッドが何のために使われたか、定かではないが、2つのピラミッドは四方に階段をもつ祭祀用のプラットフォームで、中間に集まる信者たちに祭事が身近に感じられるように設計されたのではないかとか、両ピラミッドの間の広場で、神聖な球戯が行われたのではないかとの説がある。
現在、7つの対のピラミッドが発見されている。
◆コンプレックスR


◆コンプレクスQへ歩く・・・


◆コンプレックスQ

▼ピラミッドの前には石像が置かれ、神や人間の彫刻やピラミッドが造られた日付けらしいものがマヤの神聖文字で刻まれている。


◆◇◆ティカル遺跡観光終了
これで広いティカル遺跡の観光がすべて無事終了。猛暑の中で約8㎞ほども歩いて、最後は疲労困憊したが、Ⅱ号とⅤ号と最後にⅣ号ピラミッドにも登頂でき、ティカルのの密林に浮かぶピラミッドのすばらしい姿も眺望でき、充実した観光だった。ある種の満足感に浸りながら出口までぽれぽれと歩いていった。



▼無事に出発地点に戻ってきた。

▼ビジター・センターのパノラマで観光ルートを確認。随分歩いたものだ。お疲れさまでした。













