ヌーリ遺跡 ナバタ王国のブラック・ファラオの王墓群
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スーダン 2011年3月15日(火) 5日目カリマ(マラウィ)→ヌーリ遺跡→ドンゴラ遺跡→カリマ(マラウィ)
◆朝、9時にホテルを出発。4WDに分乗し、25km先のヌーリ遺跡へ。現在33のピラミッドが残るヌーリ遺跡に9時30分到着。

◆ヌーリ遺跡
現代ではスーダン領となっているヌビア地域では古代に3つのクシュ文明が栄えた。最初はケリマ(カーマ)に都し(B.C.2600-1520)、つぎにナパタ(B.C.1000-300)、最後にメロエを都とする王国 (B.C.300–A.D.300) が成立した。
ナパタ後期のピラミッドはヌビア上流のナイル西岸ヌーリに遺跡として残っている。
ヌーリ遺跡最古にして最大のピラミッドはナパタ王にしてエジプト第25王朝ファラオでもあったタハルカのものである。
この広大な墓所にはアンラミ王、アスペルタ王を含む21人の王とその妃、王子たちの墓もあり、現在33のピラミッドが残っている。

◆タハルカ王の墓
タルハカ王の墓は歴代の王家の墓が残るクッルではなく、ヌーリに造られた。(B.C.690年)
死者の再生を信じる太陽信仰に基づき、古代エジプトの元日の日の出の時、ジェベル・バルカルの山頂から見ると、タルハカ王のピラミッドは昇る太陽と一直線に結ばれる位置にある場所に造らせたという説がある。


◆アスペルタ王
アスペルタ王はエジプトを統一していた最後のブラック・ファラオで、墓は風化により、かなり変形している。


◆◆ヌーリ遺跡の砂丘とピラミッド
古代ヌビアのブラック・ファラオの世界にタイム・トリップしたような贅沢な風景をじっくり堪能した。
▼ヌーリ遺跡のピラミッド①

▼ヌーリ遺跡のピラミッド②

▼ヌーリ遺跡のピラミッド③

▼ヌーリ遺跡のピラミッド④

▼ヌーリ遺跡のピラミッド⑤

▼ヌーリ遺跡のピラミッド⑥

▼ヌーリ遺跡のピラミッド⑦

▼ヌーリ遺跡のピラミッド⑧

▼ヌーリ遺跡のピラミッド⑨

▼ヌーリ遺跡のピラミッド⑩













