メロエ遺跡のロイヤル・シテイ(2) アマニシャヒド神殿とローマ浴場
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スーダン 2011年3月16日(水) 5日目カリマ(マラウィ)→300km→アトバラ→70km→メロエ
【メロエ遺跡】 <ロイヤル・シティ>
①アモン神殿 ②アマニシャヒド神殿 ③ローマ浴場とサウナ
◆クシュ王国とメロエ
メロエは、紀元前6世紀から紀元後4世紀にかけてナイル川中流域、現在のスーダンの首都・ハルツームの北東に繁栄した黒人による文明、またはその中心となった都市。紀元前568年ごろにクシュ王国がメロエに遷都して以降を「メロエ王国」と呼ぶ。鉱物資源や農産物に恵まれ、アビシニア(エチオピア)からインド洋へ通じる交易路の結節点として栄えた。アッシリアから導入した製鉄技術が高度に発達し、アフリカ大陸全土に広まった。350年ごろ、アビシニア高原(エチオピア高原)に興ったアクスム王国の侵攻を受けて滅亡した。
▼メロエ遺跡のロイヤルシティのアマニシャヒド神殿跡

メロエ遺跡は、
アモン神殿と王宮跡の残る「ロイヤル・シティー」と北・南ピラミッド群のある「ベグラウィア」の2つの部分に分かれる。
【ロイヤル・シティー】
まずはメロエ遺跡のロイヤル・シティーを観光。アモン神殿(メロエ最大規模の神殿)、羊の参道、ローマ浴場跡、アマニシャヒド神殿などを見学。
◆アマニシャヒド神殿跡
ガイドの話によると、アマニシャヒド神殿はメロエ王国の片目と頭に切り傷のある戦闘的な女王の神殿(B.C.25)で、ローマ軍と戦い勝利したときに、持ち帰ったローマ皇帝アウグストゥスの彫像の頭部をこの神殿の階段下に置き、毎日踏みつけていたという。現在この頭部オリジナルは大英博物館に、レプリカがハルツームの国立博物館に展示されている。
▼メロエ遺跡のロイヤル・シテイ①

▼メロエ遺跡のロイヤル・シテイ②

▼メロエ遺跡のロイヤル・シテイ③

▼メロエ遺跡のロイヤル・シテイ④

▼メロエ遺跡のロイヤル・シテイ⑤

▼メロエ遺跡のロイヤル・シテイ⑥

▼メロエ遺跡のロイヤル・シテイ⑦

▼メロエ遺跡のロイヤル・シテイ⑧

◆ローマ浴場とサウナ
ローマの情報をもとにヌビア人が造ったらしいという浴場とサウナ。



▼メロエ遺跡のロイヤル・シティー

▼メロエ遺跡のロイヤル・シティー見学もこれで終了です。

16時45分から4WDに分乗し、王国末期のメロエ西側ピラミッドへ・・・・西側ピラミッドを通過し一旦アルヴォラウィラ・オアシスのホテルへチェックインし、部屋に荷物を置き、南と北のピラミッド群の見学へ。
これは次回のお楽しみ。












