新チチェン・イツァ (2) ククルカン大神殿(エル・カスティージョ)
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<メキシコ>2010年5月3日(月)
【チチェン・イツァ】
<新チチェン・イツァ遺跡>
①ククルカン大神殿(エル・カスティージョ) ②戦士の神殿と千本柱
③聖なる池セノーテ ④頭蓋骨の台座 ⑤球技場 ⑥再度、ククルカン大神殿
<旧チチェン・イツァ遺跡>
①マヤランドから遺跡へ(泉→金星の祭壇) ②高僧の墳墓 ③天文台(カラコル)
④尼僧院と教会 ⑤旧チチェン・イツァ観光完了

◆ククルカン大神殿(エル・カスティージョ)
マヤの最高神ククルカン(羽毛のあるヘビの姿の神。ケツァルコアトルのマヤ語名)を祀るピラミッド。
基底55.3m四方、高さ24m(頂上の神殿部分は6m)。通称の「カスティーヨ」はスペイン語で城塞の意。「ククルカンのピラミッド」、「ククルカンの神殿」とも呼ばれる。

大きな9段の階層からなり、4面に各91段の急な階段が配されていて、最上段には真四角な神殿がある。ピラミッドの階段は、4面の91段を合計すると364段で、最上段の神殿の1段を足すと、丁度365段である。また1面の階層9段は階段で分断されているので合計18段となり、これらはマヤ暦の1年(18ヶ月365日)を表す。このことから「暦のピラミッド」とも呼ばれる。北面の階段の最下段にククルカンの頭部の彫刻があり、春分の日・秋分の日に太陽が沈む時、ピラミッドは真西から照らされ階段の西側にククルカンの胴体(蛇が身をくねらせた姿)が現れ、ククルカンの降臨と呼ばれている。

カスティーヨ内部には初期のトルテカ=マヤ方式のピラミッドが内蔵されており、この神殿にはジャガーをかたどった玉座やチャクモル像が置かれている。

カスティーヨは、2007年7月に、新・世界七不思議の一つに選ばれた。
【新・世界七不思議】
1.チチェン・イッツァのピラミッド(メキシコ)
2.イエス・キリスト像(ブラジル・リオデジャネイロ)
3.万里の長城(中国)
4.マチュ・ピチュ(ペルー)
5.ペトラ(ヨルダン)
6.コロッセオ(イタリア)
7.タージ・マハル(インド)
◆ククルカン大神殿(エル・カスティージョ)特集
▼ククルカン大神殿(エル・カスティージョ)①

▼ククルカン大神殿(エル・カスティージョ)②

▼ククルカン大神殿(エル・カスティージョ)③

▼ククルカン大神殿(エル・カスティージョ)④

▼ククルカン大神殿(エル・カスティージョ)⑤

▼ククルカン大神殿(エル・カスティージョ)⑥













