新チチェン・イツァ （７） ジャガーと鷹の台座と頭蓋骨の台座

<メキシコ＞
２０１０年５月３日（月）
【チチェン・イツァ】

＜新チチェン・イツァ遺跡＞
①ククルカン大神殿（エル・カスティージョ）　②戦士の神殿 『千本柱の神殿』　③金星の台座　④聖なる泉・セノーテ ⑤ジャガーと鷹の台座　⑥頭蓋骨の台座　⑦ジャガーの神殿　
⑧球技場　
<旧チチェン・イツァ遺跡＞
①マヤランドから遺跡へ（泉→金星の祭壇）　②高僧の墳墓　③天文台（カラコル）　
④尼僧院と教会 ⑤旧チチェン・イツァ観光完了

◇聖なる生け贄の泉・セノーテから広場に戻り、ジャガーと鷹の台座、頭蓋骨の台座、ジャガーの神殿と球技場などを見学した。
　
▼ジャガーと鷹の台座

◆ジャガーと鷹の台座
ジャガーと鷹の台座の壁面には、ジャガーと鷹が彫られている。ジャガーはマヤ人にとって強さの象徴で南米のインカ帝国などでも、ジャガーは同じく強さの象徴とされており、アメリカ大陸で広く共有された考えだったようだ。
この台座には夜の帝王であるジャガーが真中にレリーフとして彫られ、両脇に昼の帝王である鷹が人間の心臓をつかむレリーフも描かれている。

▼ジャガーと鷹の台座①

▼ジャガーと鷹の台座②

▼ジャガーと鷹の台座③

▼ジャガーと鷹の台座④

▼ジャガーと鷹の台座⑤　ジャガー（左）と鷹（右）が向かい合ったレリーフ

▼ジャガーと鷹の台座⑥

▼ジャガーと鷹の台座⑦

▼ジャガーと鷹の台座⑧　

▼ジャガーと鷹の台座⑨

▼ジャガーと鷹の台座側からみたカスティージョ

▼台座の周辺の風景

◆頭骸骨の台座　 ツォンパントリ　El Tzompantli
ツォンパントリとは「頭蓋骨の城」という意味。球技場の隣にあるこの台座は、生け贄の骸骨を大衆にさらす場所だった。マヤの伝統的な文化とは異質のもので、中央高原の文化の影響が大きい。台座の壁一面には、さまざまな表情の頭蓋骨が、おどどおどろしく彫り込まれている。ここだけは、ちとひんやりとした雰囲気が漂っていた。

▼頭骸骨の台座①

▼頭骸骨の台座②

▼頭骸骨の台座③

▼頭骸骨の台座④

▼頭骸骨の台座⑤

▼頭骸骨の台座⑥

◆イグアナ君登場

◆木陰から見た戦士の神殿　　とにかく暑かった。観光でも、熱中症に注意が必要ですね。