グルジア (3) キンズマラウリのワイン工場 その2
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グルジア 2011年5月2日(月) <コーカサス3ヶ国の旅> 4日目
【グルジア】
①ガワジ村の農家で昼食→②キンズマラウリのワイン工場→
③グレミ教会→④テラヴィの民宿
◆シェキのバザール見学のあと、バスは西へ走りつづけグルジアとの国境を目指す。
ザカタラ(ZAQATALA)を過ぎて、正午、バスはアゼルバイジャンとグルジアとの国境に到着。国境で出国手続きが済むとバスで橋を渡り、グルジアに入国。
グルジア側の日本語ガイド、タムナさん(トビリシの大学で日本語を学び、大阪教育大学に留学)と合流し、グルジア側のバスに乗りこむ。じゃがいも畑やぶどう畑などが広がる田園ののどかな風景を眺めながらバスで50分ほど走り、人口6000人程のガワジ村(GAVAZI)に到着。村の農家のアフトさんの自宅で昼食をいただく。
次にキンズマラウリのワイン工場を見学した。
ワイン工場見学のあと、4種類のワインを試飲させてもらった。

◆グルジア、キンズマラウリのワイン
5千年以上も昔から、シルクロードの西の端、コーカサスの山から湧き出た水で育った世界最古のブドウの原種からグルジアワインが生まれ、グルジアは“ワイン発祥の地”という説もある。そのワインはメソポタミア文明の源、チグリス・ユーフラテス川を下りエジプトに渡った。
クレオパトラはこの芳醇なグルジアワインをこよなく愛し、時に一人グルジアワインを傾け涙したと伝えられ、人々はグルジアワインを「クレオパトラの涙」とよぶようになった。
まらキンズマラウリのワインは、グルジア出身のスターリン愛飲の銘柄(特に赤ワイン)として知られる。 クリミア半島のヤルタで行われたヤルタ会談の席で当時のウィンストン・チャーチル英国首相もこのキンズマラウリのワインを絶賛していたという。











▼キンズマラウリのワインの説明を受けるガイドのタムナさん















