アルメニア (23) ホルヴィラップ修道院・内部
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アルメニア 2011年5月6日(金) <コーカサス3ヶ国の旅> 8日目
【アルメニアの首都エレヴァンとその近郊】
①アララト山 ②ホルヴィラップ修道院
▼ホルヴィラップ修道院内部・祭壇

◆アルメニアの旅のハイライトの1つであるアララト山の姿を堪能したあと、ホルヴィラップ修道院に向かう。
ホルヴィラップ修道院は、エレヴァンの南、40km地点にあり、トルコとの国境に近い小さな丘の上にある。
丘の上に歩いて登り、ホルヴィラップ修道院を見学する。


◆ホルヴィラップ修道院と聖グレゴリウス
ホルヴィラップ(KHOR VIRAP)修道院は、聖なるアララト山を背景にもつ小さな丘の上にある修道院で、ホルは「深い」、ヴィラップは「穴」という意味。
アルメニアにキリスト教を広めた聖グレゴリウスが13年間、トゥルダト三世によって幽閉された地下牢があったところで、アルメニアのグレゴリウス教会の聖地で、アルメニア人の巡礼地の一つになっている。
もともとは牢獄で、キリスト教がアルメニアの国教になった後、聖グレゴリウスが幽閉されていたことを記念して、その穴の上に教会が建てられたという。
その後、ペルシャ人やアラブ人の侵略で、教会は破壊され、放置されてきたが、17世紀末に現在の教会が再建され、19世紀に鐘楼がつけ加えられ現在の姿になった。
キリスト教を国教に制定した最初の国はアルメニアで,301年。これはローマ帝国のキリスト教化よりも数十年早いという。
聖グレゴリウスは牢獄から解放されてからもアルメニアでの布教を強力に推し進め、アルメニア正教の総本山である世界遺産のエチミアジン大聖堂の基になる木造の教会も303年に建立した。
◆◇◆ホルヴィラップ修道院内部
聖グレゴリウスが13年間、トゥルダト三世によって幽閉された地下牢の上に立てられたホルヴィラップ修道院の内部を静かに見学した。
▼ホルヴィラップ修道院内部①

▼ホルヴィラップ修道院内部②

▼ホルヴィラップ修道院内部③

▼ホルヴィラップ修道院内部④

▼ホルヴィラップ修道院内部⑤

▼ホルヴィラップ修道院内部⑥

▼ホルヴィラップ修道院内部⑦

▼ホルヴィラップ修道院内部⑧

▼ホルヴィラップ修道院内部⑨

▼ホルヴィラップ修道院内部⑩ 命の蝋燭が1本

▼ホルヴィラップ修道院内部⑪ 扉の精緻な文様

◆教会の石壁に刻まれたアルメニア文字




◆地下牢への階段
聖グレゴリウスが13年間トゥルダト三世によって幽閉された地下牢への階段・・・

◆修道院見学のあと・・・


▼アララト山で癒される・・・

▼祈りのハトを貸して商売する二人

▼囚われの、そして自由を待つハト君たち













