アルメニア (26) 世界遺産・リプシマ教会
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アルメニア 2011年5月6日(金) <コーカサス3ヶ国の旅> 8日目
【アルメニアの首都エレヴァンとその近郊】
①アララト山 ②ホルヴィラップ修道院 ③共和国広場と歴史博物館
④レストランELENで昼食 ⑤リプシマ教会
▼リプシマ教会とコーカサスの山々


◆アルメニアの旅のハイライトの1つであるアララト山の姿を堪能したあと、ホルヴィラップ修道院に向かう。
ホルヴィラップ修道院は、エレヴァンの南、40km地点にあり、トルコとの国境に近い小さな丘の上にある。
丘の上に歩いて登り、ホルヴィラップ修道院を見学する。
ホルヴィラップ修道院の見学のあとエレヴァン市内に戻り、共和国広場に面して建つ歴史博物館を見学。
アルメニア歴史博物館見学を終わり、共和国広場の近くのアルメニア料理のレストランELENで昼食。
昼食後、30分程専用バスで走り、エチミアジンのリプシマ教会を訪問。
◆◆リプシマ教会と聖女の殉教
リプシマ教会はアルメニアに布教に来て殉教したリプシマという女性を記念して7世紀に建てられた教会で、赤い切石を積み上げただけの素朴でシンプルな教会。丸いドームには12使徒を表すように12の窓が設けられているという。
【リプシマの殉教】
3世紀後半ローマにリプシマという美しい尼僧がいてローマ皇帝がリプシマに言い寄ったが、彼女は拒絶しアルメニアがキリスト教を国教に定める以前、キリスト布教のためにローマからアルメニアを訪れた。ところが、絶世の美女リプシマは異教徒のアルメニア王、ティリダテス3世に求婚され、それを断ったがために、王の怒りをかって殺害された。 その罪の報いで重い奇病にかかったアルメニア国王は、先にキリスト教に改宗していた妹の忠告で13年間牢につながれていた聖グレゴリウスを解放すると病が癒され、さらに過去の罪を悔い改めてキリスト教を受け入れ国教(301年)とした。 さらにこの教会を建設し地下墓地に聖リプシマを葬った。
聖女の墓の上に建てられていた小さな教会は改修され、その後、何度かの増改築をして現在の建物が7世紀の618年完成した。
リプシマ教会はスルブ・フリプシメ教会とも呼ばれ、2000年に「エチミアジンの大聖堂と教会群ならびにズヴァルトノツの考古遺跡」として世界文化遺産に登録されている。
▼リプシマ教会①

▼リプシマ教会②

▼リプシマ教会③

▼リプシマ教会④

▼リプシマ教会⑤

▼リプシマ教会⑥

▼リプシマ教会⑦

◆◆リプシマ教会・内部
教会内部は小窓から淡い光だけが差し込んでくる・・・・
祭壇の左側の暗くて狭い階段から、リプシマの墓室に下りて行くことができる。
地下の墓室にはフレスコ画が描かれた石棺が置かれている。
▼リプシマ教会・内部①

▼リプシマ教会・内部②

▼リプシマ教会・内部③ 祭壇正面

▼リプシマ教会・内部④ 燭台と祭壇

▼リプシマ教会・内部⑤

▼リプシマ教会・内部⑥ ハチュカル

▼リプシマ教会・内部⑦

◆リプシマ教会見学のあと・・・

▼アルメニアの少女とリプシマ教会

▼アルメニア美人の予備軍の二人

▼アルメニアの少年or少女(笑)














