ラトヴィア(11) リガ旧市街(北側)散策(2) 火薬庫・リガ大聖堂
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ラトヴィア 2011年9月3日(土) 【バルト三国の旅 】 5日目
①リガ新市街散策 ②リガ旧市街/北側の散策

◆リガ新市街と旧市街(北側)散策
午前中は、ゆっくりリガ旧市街と新市街散策。まずはリガのホテル・コンヴェンタ・セータからカルチュ通り、ブリーバス大通りを北東方向に歩き、自由記念碑、国立オペラ座、ラトヴィア大学などの新市街を散策。
次に火薬塔から北側の旧市街を迷いながら散策。城壁、スウェーデン門、リーガ大聖堂、英国教会、ダウガヴァ川沿いの11月11日通り、リーガ城、聖ヤコブ教会、三人兄弟、猫の家、リーヴ広場などを散策。
◆火薬庫
14世紀に建てられ、1650年に再び建て直されて火薬の保管に使われた塔。高さは約26m。外壁の厚さは3m。外壁には17~18世紀にロシア軍の攻撃によって受けた7つの砲弾が埋め込まれているという。
この塔は現在ラトヴィア軍事博物館となっている。


この塔は、以前は『砂の塔』とも呼ばれていた。かつてこの塔の下から城外に続く道は郊外に出る主要路となっており、砂丘を横切って延びていたからだそうだ。
当時リガの町は砂丘に囲まれていたが、15世紀に町を囲む稜郭と堀が築かれた際に砂は使われ、消えてしまったという。
▼火薬塔①

▼火薬塔②

▼火薬塔③ 現在はラトヴィア軍事博物館

◆リガ大聖堂 Rigas Doms
騎士団が占領したリヴォニア(現在の北部ラトヴィアと南エストニア)の宗教的中心をなしてきた教会。1211年に僧正アルベルトが建設を始め、その後も何度も増改築がなされて18世紀の後半に現在のような姿になった。そのため、ロマネスクからバロックにいたる様々なスタイルが、この教会には混在している

外から見ると、教会は地面に沈みこんでいるかのように見えるが、これは教会が建てられた当時と現在の路面に高低差があるためだそうだ。

現在の塔は高さ90mで1776年に建て直されたもので、以前の塔はさらに50mも高かったという。
塔の上の雄鶏は1985年に付け替えられ、以前のものは教会内に保存されているらしい。
▼大聖堂の塔と雄鶏

▼修復中の大聖堂













