エストニア(20) 聖ニコライ教会とドミニコ修道院
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【バルト三国の旅 】 6日目
《世界遺産タリン旧市街・南・西》
①タリンの朝 ②ヴィル通りからラエコヤ広場へ
③ラエコヤ広場 (旧市庁舎・市議会薬局) ④ハルユ通りから聖ニコラス教会へ
⑤聖ニコラス教会 ⑥トームペアの丘 ⑦アレキサンドル・ネフスキー教会
⑧トームペア城とのっぽのヘルマン ⑨大聖堂 ⑩展望台 ⑪トームペアの丘を下りて・・・
《世界遺産タリン旧市街・北》
⑫旧市街の城壁と塔 ⑬聖オレフ教会 ⑭ふとっちょマルガレータ ⑮三人姉妹 ⑯三人兄弟
⑰聖ミカエル修道院 ⑱旧市街を南下 ⑲精霊教会 ⑳ピュハバイム通りを東へ
《世界遺産タリン旧市街・東》
①聖ニコライ教会 ②ドミニコ修道院
▼聖ニコライ教会
◆タリン旧市街散策
今日は朝9時過ぎから旧市街の散策に出る。
まずはホテルからヴィル通りをぽれぽれと歩き、旧市庁舎のあるラエコヤ広場へ。そこから南へ下がり聖ニコラス教会へ。
次に旧市街西地区のトームペアの丘に登り、アレキサンドル・ネフスキー教会、トームペア城、のっぽのヘルマン、大聖堂、展望台を散策。
展望台で旧市街の景色を眺めたあと、トームペアの丘を下り、塔の広場で休憩。
そこから城壁沿いの聖オレフ教会を見学後、北へ歩き、ふとっちょマルガリータへ。そこから南へ下がり、三人姉妹、三人兄弟、聖ミカエル修道院、精霊教会へ。精霊教会からピュハバイム通りを東へ歩き、聖ニコライ教会へとドミニコ修道院へ。
◆◇◆聖ニコライ教会
タリン博物館を出て左を見ると、丸いドームを持つ白亜の教会が現れる。これがロシア正教の聖ニコライ教会。ラエコヤ 広場の南にある聖ニコラス教会と混同しないように注意が必要かも・・・
ロシア帝国の宮廷建築家、ルイージ・ルスカの設計で1827年に建設されたネオクラシック様式の教会。 この辺りでは、デンマークや北方十字軍がやってくる以前からルーシ(ロシア)の商人が商売をしていて、12世紀には正教の教会もできていて、現在聖ニコライ教会がある場所に移ったのは1442年のことらしい。
聖ニコライ教会は現在もモスクワ総主教庁の管轄下にあり、ソ連崩壊で立場が弱くなったロシア人(今もタリン住民の3割を占める)の心の拠り所となっている。
聖ニコライ教会の東には城壁が迫っていて、北側から城壁の外に出ることができる。
▼聖ニコライ教会①
▼聖ニコライ教会②
▼聖ニコライ教会③
▼聖ニコライ教会④
▼聖ニコライ教会⑤
▼聖ニコライ教会⑥
◆◆ドミニコ修道院
最初にドミニコ修道会は1229年トームペアに修道院を建立したが帯剣騎士団との闘いに敗れ、1246年に現在の場所に修道院を移した。
修道院を起点としてエストニアにおけるキリスト教の布教につとめるが、ドミニコ修道会は宗教裁判や免罪符に深く関わっていたため、市民から憎まれた。宗教改革が到来すると1524年に暴徒と化した人々に修道院が破壊され、さらにその翌年、市議会によって布教活動を停止されるに至った。その後、1531年に火災に遭い大部分が廃墟となっている。20世紀半ばに発掘調査と改修が行われ、現在は博物館となっている・
▼ドミニコ修道院の中庭につながっている聖ペテロ・パウロ教会
▼聖ペテロ・パウロ教会の門
◆聖ニコライ教会
◆聖ニコライ教会の東の城壁
▼これから南へ歩く・・・