九州国立博物館でフェルメールの『真珠の首飾りの少女』
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フェルメールの『真珠の首飾りの少女』を見たいがために初めて太宰府の九州国立博物館に行ってきた。
10月9日(火)〜12月2日(日)の期間、特別展『ベルリン国立美術館展 学べるヨーロッパ美術の400年』が開催されているので、都市高速を走り、太宰府へ
◆九州国立博物館
九州国立博物館は、福岡県太宰府市にある歴史系の博物館。独立行政法人国立文化財機構が運営する博物館の1つで、2005年10月16日に開館。太宰府天満宮裏で、同宮所有の丘陵地に建設された。


100年以上の歴史を誇る東京・京都・奈良の3つの国立博物館が美術系博物館であるのに対して、九州国立博物館は歴史系博物館として設立された。九州が日本におけるアジア文化との交流の重要な窓口であった歴史的かつ地理的背景を踏まえ「日本文化の形成をアジア史的観点から捉える博物館」を基本理念に、旧石器時代から近世末期(開国)までの日本の文化の形成について展示している。


◆九州国立博物館・館内


◆フェルメールの『真珠の首飾りの少女』 in ベルリン国立美術館展
ヨハネス・フェルメール(Johannes Vermeer)は、17世紀にオランダで活躍した画家。
レンブラントと並び17世紀のオランダ美術を代表する画家とされる。生涯のほとんどを故郷デルフトで過ごした。最も初期の作品の一つ『マリアとマルタの家のキリスト』(1654年-55年頃)に見られるように、彼は初め物語画家として出発したが、やがて1656年の年記のある『取り持ち女』の頃から風俗画家へと転向していく。静謐で写実的な迫真性のある画面は、綿密な空間構成と巧みな光と質感の表現に支えられている。
▼フェルメールの『真珠の首飾りの少女』 日本初公開の作品
鏡の前で身につけた真珠の首飾りを見つめる少女が、窓から差し込む淡く柔らかな光の中に照らし出されている。

▼『牛乳を注ぐ女』 (Milkmasje) 1658年
45,5×41cm | 油彩・画布 | アムステルダム国立美術館
今年5月にベネルクス三国を訪問して、オランダのアムステルダム国立美術館で初めてフェルメールの作品を鑑賞。この作品は九州国立博物館では展示されていないが、同じフェルメールの作品ということで並べてみた。

◆印象に残った作品

















