伊勢神宮 内宮 皇大神宮 その3 正宮参拝と式年遷宮の新正宮
|
◆◆伊勢神宮 内宮 皇大神宮
伊勢神宮の内宮である皇大神宮は、皇室の御祖神である天照大御神(あまてらすおおみかみ) をお祀りしていて、内宮の奥に広がる神路山・島路山を源とする五十鈴川の川上に鎮座している。天照大御神は皇室の先祖神であり、日本の八百万の神々の中で最高位の位に就いている。
歴史は古く、約2000年前、第十一代垂仁天皇の皇女倭姫命が御杖代として各地を巡行ののち、この地に案内したと伝わる。
域内には正宮と2つの別宮(荒祭宮と風日祈宮)がある。
まず 五十鈴川の清流にかかる宇治橋を渡り、五十鈴川にそって神苑の参道を進み、五十鈴川の御手洗場に寄り、紅葉を眺めてから正宮へと向かう。
◆◆第二鳥居から表参道へ
表参道には樹齢数百年の大きな神杉が立ち並んでいる。
▼表参道と神杉①
▼表参道と神杉②
▼表参道と神杉③
▼表参道と神杉④
◆◇◆皇大神宮 正宮(しょうぐう)
垂仁天皇26年にご鎮座されてから、2000年。4重の御垣に囲まれた一番奥にある御正殿に、天照坐皇大御神(あまてらしますすめおおみかみ)がお鎮まりになっている。
天照大神を祀る神社を神明神社といい全国各地にあるが、その総本社は伊勢神宮の内宮の皇大神宮である。
皇大神宮は三種の神器のうちの一つ八咫鏡(ヤタノカガミ)を御神体として安置する神社である。
▼三婆石の階段を登って正宮へ
▼板垣南御門と正宮
▼写真撮影で拝することができるのはここまで
◆◆式年遷宮と新御敷地の新正宮の姿
また皇大神宮は唯一神明造と名付けられる建築様式の御正殿はじめ付属の殿舎ならびに御垣は、20年に1度、式年遷宮の大祭を行って建て替えられてきた。今年平成25年(2013年)は第62回の式年遷宮の年であり、参拝した2012年の11月には、正宮の隣の新御敷地に建築中の新正宮の姿を垣間見ることができた。
◆表参道の神杉
▼樹齢数百年の大きな神杉①
▼樹齢数百年の大きな神杉②