熊野速玉大社 その1 大鳥居から参道を歩く
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◆三重県の新宮の従兄弟の自宅へ。紀南病院で入院中の95歳の伯母さんの見舞い。
それから熊野速玉大社、熊野那智大社、青岸渡寺を参拝。那智の滝を眺め本土最南端の潮岬まで走る。
▼熊野速玉大社の大鳥居と参道

◆◇◆熊野速玉大社
熊野速玉大社は、熊野三山のひとつとして全国に祀る数千社の熊野神社の総本宮。今から約二千年ほど前の景行天皇五十八年の御世に、熊野三所権現が最初に降臨せられた元宮である神倉山から現在の鎮座地にお遷りになり、これより神倉神社の『旧宮』に対して『新宮』とも呼ばれ、地名の由来ともなっている。
現在の社殿の形式が整ったのは平安時代初期という。
御祭神は、熊野速玉大神(イザナギノミコト)・熊野夫須美大神(イザナミのミコト)夫婦神を主神とし、縁結びの神社としても有名。十二柱の神々を祀り上げ新宮十二社大権現として全国から崇敬 を集めている。
◆熊野速玉大社の大鳥居
下馬橋を渡り、丹塗り(にぬり)の大鳥居の向こうに参道が伸びている。



◆熊野速玉大社の参道


◆天然記念物 御神木ナギ
境内にそびえる樹齢千年のナギの大樹は熊野権現の象徴として信奉篤く、古来から道中安全を祈り、この葉を懐中に納めて参拝することが習わしとなっていたという。


▼八咫烏神社,手力男神社

▼手水舎
朱塗りの手水舎で、中国の水龍といわれる鼻の長い龍の水口は珍しいらしい。

▼熊野稲荷神社

◆熊野神宝館
館内に収蔵されている千点を超える古神宝類は多くの国宝を含み、無室町時代の工芸技術の粋を凝らした物が展示されている。


▼熊野神宝館の入口に立つ「弁慶」像
龍神村在住のチェーンソー・アートの第一人者城所啓二氏の作品

▼参道の向こうに神門が見えてきた。













