2013年 01月 24日
ベルギーの旅 (25) 【ブルージュ】 ペギン会修道院
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ベルギー 2012年5月2日(水)<ベネルクス三国の旅>(56) 4日目
【ブルージュ】
①ブルージュの風景 ②愛の湖公園 ③ペギン会修道院
▼ペギン会修道院

◆◇◆ペギン会修道院
中世ヨーロッパ、女性は従属的な生き方を強いられて人生の選択肢が限られていた時代だった。ブルージュのベギン会修道院は、1245年にフランドル伯爵夫人のマルガレーテの意志のもと設立された。ベギン会は、女性たちの自立を支援する修道院として生まれた。従来の修道院とは違い世俗の中で働き収入を得ることも許され、退会すれば結婚も認められていたという。ベギン会は、女性の新しい生き方としてヨーロッパ各地に浸透して行った。
当時の貴重な修道院の生活様式を後世に伝えるものとされ、ユネスコの世界遺産として1988年に13件がまとめて登録された。現在はベネディクト派のシスターのための修道院 「ぶどう園」) として使われている。
敷地内には、ベギン会の守護聖女エリザベスに捧げられた教会もある。
▼ ペギン会修道院




▼ベギン会の守護聖女エリザベスに捧げられた教会


▼バロック様式の美しい祭壇




▼修道院の表側の門には「1776」の表記

▼運河を超えて再び俗界へ


by yascovicci
| 2013-01-24 08:51
| ベルギー












