神戸市博物館で、フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』
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◆11月23日
三重県の新宮の従兄弟の自宅へ。紀南病院で入院中の95歳の伯母さんの見舞い。
それから熊野速玉大社、熊野那智大社、那智山青岸渡寺を参拝。
那智の大瀧を眺め、本州最南端の潮岬まで走る。近くの潮岬灯台も見学。
本州最南端の潮岬灯台の観光が終わり、この日の最終目的地の神戸へ走る途中、夫婦波の恋人岬で夕陽に出会う。そのあと一路神戸へ。神戸到着が22時30分。そのまま車の中で爆睡。

◆11月24日
この日は『真珠の耳飾りの少女』を見るための日

起床3時40分。ローソンで朝食を調達、そのあと「マウリッツハイス美術館展」が開催中の神戸市立博物館の近くの駐車場へ走り、そこで開館時間近くまで仮眠。
神戸市立博物館の長蛇の列に並び、この日のお目当てのヨハネス・フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』をなんとか垣間見ることができた。

▼神戸市立博物館 開館前なのに、こんなに列が・・・


◆◇◆ 「マウリッツハイス美術館展」
マウリッツハイス美術館(オランダ語:Mauritshuis)は、オランダのデン・ハーグにある美術館。
コレクションはオランダ総督ウィレム5世と、その子のオランダ初代国王ウィレム1世の収集が中核となっている。王立美術館として開館したのはウィレム1世の時代、1822年である。美術館の規模はさほど大きくないが、オランダ絵画をはじめ珠玉の名品を収蔵することで知られる。中でも世界に三十数点しかないフェルメールの作品のうち3点がここにあることが注目される。
▼ヨハネス・フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』

▼ヨハネス・フェルメールの『ディアナとニンフたち』

▼ピーテル・デ・ホーホの『デルフトの中庭』

▼フランツ・ハルスの『笑う少年』

▼ヤンステーン 『牡蠣を食べる女』

オランダ絵画黄金期風俗画の巨匠ヤン・ステーンによる最も魅力的な小作品のひとつ『牡蠣を食べる娘』。アムステルダム有数のコレクターらを経て、1936年にヘンリ・デテルティングからハーグのマウリッツハイス美術館に寄贈された本作は、牡蠣を食する若い娘(又は婦人)を描いた作品で、この女性のモデルは不明であるが、観者に向けられる艶めかしく挑発的な視線が非常に印象的である。若い娘が手に取りその口へ運ぼうとしている≪牡蠣≫は本作が描かれた17世紀当時、精力剤(媚薬)として人々に広く好まれた食材で、それを知る者は娘の魅惑的な表情や娘の後部に描かれる寝台と関連させ、否が応にも観者にエロティックな連想を抱かせる。
▼ヤン・ステーンの『親に倣って子も歌う』

▼フランス・ハルス 『アレッタ・ハーネマンスの肖像』

▼ルーベンス 『聖母披昇天(下絵)』

▼ヤン・フリューゲル(兄)とヘンドリック・ファン・バーレン
『四季の精から贈り物を受け取るケレスと、それを取り巻く果実の花輪』

▼「マウリッツハイス美術館展」の鑑賞終了


◆神戸市立博物館で1時間程「マウリッツハイス美術館展」を鑑賞したあと、10時40分に駐車場を出発。山陽自動車道で、三木、瀬戸、宮島、美東などで休憩しながら福岡へ。
この日の走行距離603km。帰宅は深夜の21時30分。これで4日間の紀州熊野の旅が完了した。













