オランダの旅 (39) 【アムステルダム】 国立ゴッホ美術館
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<ベネルクス三国の旅>(84) 6日目
【アムステルダム】 ①レストランAllureでランチ ②ガッサンのダイヤモンド
③アムステルダム車窓観光 ④国立ゴッホ美術館
◆◆国立ゴッホ美術館
▼ゴッホ美術館近くの小さなカフェ兼インフォメイション・オフィス
▼国立ゴッホ美術館
ゴッホ美術館(Van Gogh Museum)は、オランダのアムステルダムにある、フィンセント・ファン・ゴッホの作品を中心とした美術館で、1973年、ゴッホ財団およびアムステルダム市の協力を得て、国立美術館として開館した。
美術館の基となったコレクションは、ゴッホの弟であり、経済的・精神的な後援者であったテオことテオドルス・ファン・ゴッホ(1857-1891)と妻ヨハンナ・ファン・ゴッホ=ボンゲル(1862-1925)の所有だったものである。内訳は、ゴッホの油絵約200点、素描約500点、書簡約700点、それにゴッホとテオが収集した浮世絵約500点などである。
テオ夫妻の没後、コレクションは彼らの子のフィンセント・ヴィレム・ファン・ゴッホ(1890-1978)に相続された。フィンセント(甥)は、伯父の作品をまとまった形で保存したいと希望した。そこで、オランダ政府、アムステルダム市などが資金を出し、1962年にゴッホ財団を設立した上、財団が作品を購入または寄付を受けた。現在の美術館は、財団がそのコレクションを国立の美術館に永久寄託する形で運営がなされている。
アムステルダム市内のミュージアム広場 (Museumplein) に面しており、近くにアムステルダム国立美術館、アムステルダム市立美術館がある。
◆◇◆ゴッホの主な作品
学生のとき、京都の展覧会で初めて生ゴッホを見た。そのとき衝撃を受けたのが、この『ゴッホのいす』。
「絵画」を見ているというより、強烈な存在感を放射している『物』そのものがそこにあった。
この『ゴッホのいす』は、ゴッホ美術館には所蔵されていないが、青春の思い出としてここに載せてみた。
▼ 『ゴッホのいす』 (ロンドン・ナショナル・ギャラリー蔵)
▼『馬鈴薯を食べる人々』
◆パリ時代(1886-1888)の作品
▼「雨中の大橋」(ゴッホの浮世絵)
◆アルル時代(1888-89)の作品
▼『麦畑』
▼『アルルのはね橋』 シンプル・バージョン
▼『黄色い家』
▼『寝室』
▼『ゴーギャンのいす』
▼『ひまわり』
▼ 『ひまわりを描くゴッホ』 (ゴーギャン)
▼『子守唄(オーギュスティーヌ・ルーランの肖像)』
▼『老女』
◆サンレミ時代(1888-89)の作品
サン・レミのカトリック精神療養院「サン・ポール」に入院していた時期。発作持以外は安定していたので、「制作室」で制作していた。
▼『花咲くアーモンドの枝』
ゴッホが弟テオの息子(甥)の誕生を祝して描いた作品。
アーモンドの花の花言葉は「希望」らしい。
◆オーヴェル・シュル・オワーズ時代(1890)の作品
▼『カラスのいる麦畑』