ダマスカスと カシオン山 Damascus & Jabel Kassium
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■旧約聖書・創世記にある人類最初の殺人が行われた伝説のカシオン山
Jabel Kassium 左上の斜面の白い建物がその現場という。
ここで兄カインは弟アベルを殺害し、「エデンの東」へと去っていく・・・・・

■カシオン山から眺めた4000年の歴史を誇るダマスカス

■人口170万の大都市ダマスカス

■ティシュリーン競技場 Tishureen Stadium かな?

■ダマスカス市内


■交通渋滞は大都市の証明


<ダマスカスと カシオン山 Damascus & Jabel Kassium>
バラダ川 Parada Riverに沿って砂漠のオアシスに存在するダマスカス Damascus は、紀元前2000年頃からアラビア半島、メソポタミア、地中海を結ぶ交易の中継地として、旧約聖書が書かれた時代から4000年もの間、激動の歴史を生き抜いてきた都市である。
現在はシリア共和国の首都であり、人口170万の大都市でシリアの政治、経済、文化の中心である。
そのダマスカス市街を見下ろせるのが伝説の山 カシオン山 Jabel Kassium である。
旧約聖書・創世記にある人類最初の殺人が行われたのがこのカシオン山 Jabel Kassium であり、アダムとイブの息子達である兄のカインは弟アベルをこの山で殺害したという。
「天地創造」から始まり、アダムとイブの「失楽園」そしてカインの「殺人」」・「エデンの東」へと旧約聖書の物語は続いていく・・・・
今も、イラクやパレスチナの中東の地で、ユダヤ・キリスト・イスラムの「啓典の民の兄弟達」は、憎悪に満ちた、血みどろの殺戮を繰り返している。
啓典の民に限らず、我々人類は、殺人・殺戮・戦争を繰り返してきている。
「歴史は繰り返す」とは名言である。 この言葉は誰が発した言葉なのだろう。
さてさて、束の間の平和の海を旅人は航海を続けることにしよう。












