【宮地嶽神社】 その1 楼門、拝殿、本殿、境内
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福岡県福津市に所在する宮地嶽神社を参拝・散策した。
主祭神は神功皇后。
勝村大神・勝頼大神を配祀する。
宮地嶽神社は、全国にある宮地嶽神社の総本社である。毎年220万人以上の参拝客が訪れ、特に正月三が日には100万人以上の人々が訪れているという。開運商売繁昌の神社として知られている。
宗像地方では宗像大社と並んで参拝客が多く、日本一大きいと称される大注連縄(おおしめなわ)も有名である。
その他、毎月末の深夜0時(明けて1日)には「朔日参り」と呼ばれるものが行われており、多くの参拝客が深夜にも関わらず詰め掛ける。
▼宮地嶽神社・本殿の黄金の屋根
◆◇◆宮地嶽神社
創建は、約1600年前。第14代仲哀天皇の后で応神天皇の母である神功皇后(じんぐうこうごう)が、三韓征伐の前にこの地に滞在し、宮地岳の頂に祭壇を設け祈願して船出したのが始まりといわれる。
現在の境内は祭壇を設けたとされる宮地岳の山腹に位置する。
古事記、日本書紀等では、神功皇后が渡韓の折、この地に滞在され、宮地嶽山頂より大海原を臨みて祭壇を設け、天神地祇(てんしんちぎ)を祀り「天命をほう奉じてかの地に渡らん。希(ねがわ)くば開運をた垂れ給え」と祈願され船出したとある。
その後、神功皇后の功績をたたえ主祭神として奉斎し、随従の勝村・勝頼大神を併せ、「宮地嶽三柱大神(みやじだけみはしらおおかみ)」としてお祀りした。
以来、宮地嶽三柱大神のご加護のもとで事に当たれば、どのような願いもかなうとして「何事にも打ち勝つ開運の神」として多くの方に信仰されるようになった。
◆主祭神は、
神功皇后(じんぐうこうごう) 「息長足比売命」(おきながたらしひめのみこと)
◆参道と鳥居
▼表参道の鳥居
▼「六百俵の碑」
▼宮地嶽神社の案内地図 宮地嶽神社公式ウェブサイトより拝借
◆宮地嶽神社の狛犬
◆大太鼓堂
◆大鈴堂
◆藤棚
◆手水舎
◆◆楼門
◆◇◆拝殿
拝殿には、直径2.5m、長さ13.5m、重さ5トンの日本一の大注連縄が堂々と掛けられている。
大注連縄は、宮地嶽神社のシンボルとなっており、3年に1度掛け替えられ約2反の御神田に、昔ながらの稲を生育させ、丹精込めたワラで綯われる。稲の発芽から注連縄の掛け替えまで、延べ1,500人もの方々による奉仕活動で行われるという。
▼ 明治33年に寄贈された雨水を受ける水槽
◆◇◆黄金の本殿
創建以来1600有余年を経て、本殿の御遷座80年の節目に、宮地嶽神社は、北部九州王朝の聖地として栄えたこの地にふさわしいように、黄金の屋根に生まれ変わった。
◆◆境内の風景
寒緋の桜、開運の桜、鉄輪樹、招霊の木などが彩りを添えている。
▼寒緋の桜
▼寒緋の桜
▼開運の桜
▼鉄輪樹(左)と招霊の木(右)
▼鉄輪樹(テツリンジュ)
▼招霊の木(オガタマノキ)
◆なで牛
この牛をなでると身体健康・開運になるという「なで牛」
▼「なで牛」は小さくてカワユイ。そして、こんな見つけにくい場所にある。
▼御神水
▼本殿の左にある境内社
▼本殿の右にある須賀神社
◆奥の宮へ
▼奥の宮への参道と鳥居
【宮地嶽神社】 その2・・・奥の宮八社めぐりへ