高千穂 【天岩戸神社】
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前日の夜は、稲佐山の展望台から長崎の夜景を鑑賞。
この日は稲佐山のホテル「アマンディ」のレストランで朝食のあと、
長崎から宮崎の「神話の里」高千穂へ出発。
午後2時頃到着し、遊歩道を歩き、千穂峡散策へ
1時間ほど高千穂峡を満喫したあと、天岩戸神社を参拝。
宮司さんの案内で天岩戸神社の拝殿の背後の拝観所から「天岩戸」を遥拝した。
そのあと天安河原を散策。
◆◇◆天岩戸神社
【天岩戸神社(西本宮)】
天岩戸神社は高千穂町の中心部より北東に約7kmのところにある神社。
日本神話の中でもよく知られた天照大御神(あまてらすおおみかみ)のお隠れになった天岩戸開き、あの天岩戸伝説を伝える神社である。天岩戸神社には東本宮と西本宮があり、東本宮は天照皇大神、西本宮は大日孁尊(おおひるめのみこと)=(天照大神の別名)を主祭神とし、天岩戸(洞窟)を御神体として祭っている。
現在、一般的に天岩戸神社と呼ばれているのは西本宮のこと。
【古事記・日本書紀及び伝承】
日の神様「天照大神(あまてらすおおみかみ)」が弟君「須佐之男命(すさのおのみこと)」のいたずらにお怒りになり、「天岩戸」にお隠れになってしまわれる。
「天照大神」が岩屋戸(洞窟)に隠れられると天界・地上界は真っ暗闇となり、多くの疫病・災いが発生し沢山の悪霊が出て神々は大変困ってしまわれる。
八百萬の神々は集まって相談をされ、岩屋戸の前に榊の木をたて勾玉や鏡を取付て、「天細女命(あまのうずめのみこと)」がみだらな格好をしておもしろおかしく踊り、これを見た神々は大声で笑います。不思議に思った天照大神が顔を覗かせたところ、「手力男の命(たじからおのみこと)」が岩戸を押し開いて連れ出します。岩屋戸には注連縄を張って封印し、入り口を塞いでいた岩の戸を「手力男の命」が投げ飛ばします。
漸く天界と地上界は元のように明るくなった。
この時、投げられた岩戸は長野県戸隠に落ちた。と伝えられている。
天岩戸神社公式サイト 天岩戸観光マップ 高千穂観光マップ
◆◆天岩戸神社・参拝
▼天岩戸神社①

▼天岩戸神社②

▼天岩戸神社③ 招霊(おがたま)の木

▼天岩戸神社④

▼天岩戸神社⑤

▼天岩戸神社⑥

▼天岩戸神社⑦

▼天岩戸神社⑧ 明治天皇御製の歌碑

▼天岩戸神社⑨ 秋篠宮殿下・妃殿下・佳子内親王殿下御成記念樹

▼天岩戸神社⑩

▼天岩戸神社⑪

◆◆天岩戸神社拝殿と天岩戸遥拝
「天岩戸」を聖域(神域)として祭っている所が天岩戸神社(西本宮)。
拝殿のある境内に入り、「天岩戸」を遥拝するためには、宮司さんに案内してもらう必要がある。
聖域の天岩戸を拝観できる場所は拝殿背後の拝観所からだけとなっている。
天岩戸神社(西宮)は、岩戸川の右岸(西岸)に立ち、ご神域の「天岩戸」は深い渓谷を挟んで東岸の岸壁の中腹にある。「天岩戸」の周辺は生い茂る木に隠れているが、渓谷越しに洞窟の様子を拝観することができる。(天岩戸は写真撮影は禁止)
▼天岩戸神社・拝殿①

▼天岩戸神社・拝殿②

▼天岩戸神社・拝殿③

▼天岩戸神社・拝殿④

▼天岩戸神社・拝殿⑤

▼天岩戸神社・拝殿⑥

▼天岩戸神社・拝殿⑦

◆ご神木の招霊(おがたま)の大木
天細女命(あまのうずめのみこと)が岩屋戸の前で招霊(おがたま)枝を手に持って踊ったと伝えられる招霊の大木。
昭和29年常陸の宮殿下御成年式・昭和39年御結婚式に際し苗木と鈴の形をした実を献上されたという。
おがたまの花が常陸宮家の御紋章及殿下のおしるしである。

◆◆天安河原遥拝所(神楽殿)




◆天岩戸神社西本宮鳥居近くの天照大御神(あまてらすおおみかみ)の像

◆天岩戸神社(西本宮)鳥居前の手力男の命(たじからおのみこと)の像













