【龍宮神社】 長崎鼻にある豊玉姫(乙姫様)を祀った神社
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2014年3月12日参拝
▼薩摩半島最南端の長崎鼻
▼豊玉姫を祀った龍宮神社
◆龍宮神社と長崎鼻について 龍宮神社の案内板より
◆この龍宮神社は古事記、日本書紀にある豊玉姫(乙姫様)を祀ってあります。
長崎鼻には古くから浦島太郎伝説があり、発祥の地と言われています。古書に、「竜宮は琉球なり」と云われ、黒潮浮かぶ遙か南の琉球城を彷彿とさせます。
◆この海岸一帯の砂浜には、今もたくさんのウミガメが産卵するために上陸します。ウミガメが産卵する場所は、近くに豊かな魚礁があり亀にとってもたくさんの餌があること、また外敵が少なく安全で、孵化した赤ちゃん亀が無事に海に戻れるような砂浜が広がっていることがあげられます。つまり、ウミガメが上陸する海岸は、海の幸を育む豊かな自然があることから、昔から漁師や釣人達は海の守り神として亀を大切にしました。亀が魚網にでもかかれば手厚くもてなし、お酒を振舞い、海に帰してあげました。こうしたことから神話伝説ともあいまって、浦島太郎や乙姫様(海神の娘)を祀って信仰する風習は日本のいたる所にあります。
◆長崎鼻の竜宮神社は浦島太郎と乙姫様が出会った縁結びの神様として、また家内安全・商売繁盛・航海安全の守り神として今も多くの人が参拝に訪れます。
山川町岡児ケ水長崎鼻観光土産品店組合
【豊玉姫】
『古事記』では豊玉毘売・豊玉毘売命(トヨタマビメ)、『日本書紀』・『先代旧事本紀』では豊玉姫・豊玉姫命(トヨタマヒメ)と表記する。
海神・綿津見神(海若)の娘。天孫・邇々芸命が大山津見神の娘木花佐久夜毘売との間にもうけた火遠理命(=山幸彦)と結婚し、鵜茅不合葺命(ウガヤフキアイズノミコト) を生む。
出産の際に『古事記』や『日本書紀』一書では八尋和邇(やひろわに)の姿、『日本書紀』本文では龍の姿となったのを、火遠理命が約を違えて伺い見たため、綿津見神の国へ帰った。鵜茅不合葺命は、トヨタマヒメの妹・玉依姫神に養育され、後に玉依姫神との間に神倭伊波禮毘古命(カムヤマトイワレヒコノミコト)(=神武天皇)をもうける。
◆◇◆龍宮神社
この龍宮神社は古事記、日本書紀にある豊玉姫(乙姫様)を祀っている。
長崎鼻には古くから浦島太郎伝説があり、発祥の地と言われている。古書に、「竜宮は琉球なり」と云われ、黒潮浮かぶ遙か南の琉球城を彷彿とさせる。
▼龍宮神社①
▼龍宮神社②
▼龍宮神社③
▼龍宮神社④
▼龍宮神社⑤
▼龍宮神社⑥
▼龍宮神社のねこ君
◆浦島太郎とウミガメ上陸の砂浜と開聞岳
この海岸一帯の砂浜には、今もたくさんのウミガメが産卵するために上陸する。
▼開門岳とウミガメ上陸の砂浜
▼浦島太郎と亀の像
▼ウミガメが産卵するために上陸する砂浜
◆薩摩半島最南端の長崎鼻と白い灯台
霧島錦江湾国立公園にある薩摩半島最南端の岬の長崎鼻の突端には白い灯台が立ち、西方にそびえる雄大な開聞岳と、岩礁に砕け散る白い波しぶきの眺めがすばらしい。
▼長崎鼻の案内
▼霧島錦江湾国立公園の長崎鼻と開聞岳
▼長崎鼻の突端の白い灯台①
▼長崎鼻の突端の白い灯台②
◆◇◆番所鼻自然公園 (南九州市頴娃)
江戸時代に日本地図を作った偉人,伊能忠敬が『天下の絶景』と賞賛した場所にある自然公園。
▼番所鼻自然公園の案内図
▼番所鼻自然公園
▼『番所の鐘』・・・竜のおとし子~吉鐘~
◆◆『天下の絶景』の開聞岳の姿
伊能忠敬が『天下の絶景』と賞賛した開聞岳の姿
▼『天下の絶景』①
▼『天下の絶景』②
▼『天下の絶景』③
▼『天下の絶景』④
▼『天下の絶景』⑤