2014年 08月 07日
【世界遺産アヌラーダプラ】 (3) イスルムニア精舎
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2014年7月18日(金)<スリランカ紀行> 3日目
◆ホテルを出て、アヌラーダプラへ
ヌワラウェワのLakeside Hotel でスリランカ料理の昼食後
【世界遺産アヌラーダプラ観光】
①スリー・マハー菩提樹 ②ルアンウェリ・セヤ大塔 ③イスルムニア精舎
◆◇◆イスルムニヤ精舎 Isurumuniya Vihara
ティッサ・ウェアのほとりに造られた通称“ロック・テンプル”がイスルムニヤ精舎。
岩肌を彫るようにして造られた御堂と、岩の上に造られた白い仏塔ダーガバ、極彩色に塗られた仏像を据えた本堂、貴重な発掘物を保管する宝物館がある。アヌラーダプラのほかのどんな遺跡とも全く趣を異にした寺院である。

紀元前3世紀ごろ、当時の王が仏教の保護を目的にこの地に建設した。この寺院は、スリランカに仏教が伝来して最初に建てられた寺院だと言う。今、仏歯はキャンディの仏歯寺に納められているが、かつてはイスルムニア精舎の御堂に納められていたことがあるという由緒ある寺院である。
背面の巨大な岩を掘るようにして御堂が作られているので、“ロック・テンプル”とよばれている。元々は僧院だったものの、一部残った場所を修復し寺院となったもので、現在公開されている本堂は比較的新しいもの。

本堂に入ると巨大でカラフルな極色彩の寝釈迦像が横たわっている。この仏像は日本の浅草寺の援助によって塗り替えられたという。本堂脇には宝物殿がある。
◆◆イスルムニヤ精舎の御堂と池と岩の彫刻

▼この池は、古代に築かれた大きな溜池ティッサ・ウェワから水を引いたもの。


▼御堂の右下の岩の像のレリーフ・・・若き王子ブッダと出家のきっかけをつくった愛馬カンタカでしょうか。

▼象のレリーフと窪みのコイン・・・コインを投げてこの窪みに入ると願いが叶うとか・・・。

▼御堂の石段のガード・ストーン①

▼御堂の石段のガード・ストーン②

◆御堂内部へ




▼御堂の御本尊の仏像。

▼御堂内部から見た外の風景

◆◆本堂へ
御堂を出て本堂へ。
▼岩の上に造られた白い仏塔ダーガバの姿

本堂に入ると巨大でカラフルな極色彩の寝釈迦像が横たわっている。
この仏像は日本の浅草寺の援助によって塗り替えられたという。
▼極色彩の寝釈迦像




▼本堂の天井の鮮やかな色彩の装飾


▼本堂の壁の「釈迦と仏教の物語」の絵画

▼奥は洞窟の数体の釈迦説法の場面のオブジェ
洞窟の上のゴツゴツしたものは、蝙蝠の巣らしい。

◆本堂脇の宝物殿へ
宝物殿には寺院北側にある王宮庭園で発見されたといわれる「恋人の像(Isurumuni Lovers)」や王座など、いくつかの渋い石像が陳列されている。

◆「恋人の像(Isurumuni Lovers)」
これは、4~6世紀のもので、紀元前2世紀にこの地を治めていたドゥタガーマニー王の息子サーリヤ王子と、その恋人マーラの姿を描いたものと言われている。二人はカーストがあまりに違うため結婚できず、王子はその地位を捨てて愛を貫いた、と伝わる。

▼御堂の横の岩の像「Man and The horse」の写真

▼王の家族のレリーフ

▼インド神話の「水の精」アプサラの像

▼優美な姿の像

▼ふくよかな女性ですね。

▼石の「王座」

◆◆寺院の裏側の岩山に登る







◆◆岩山からの眺め



◆イスルムニア精舎の花




◆さよなら、イスルムニア精舎


by yascovicci
| 2014-08-07 06:51
| スリランカ紀行












