キャンディアン・ダンスとクイーンズ・ホテルとアーユルヴェーダ

　２０１４年７月２０日（日）
＜スリランカ紀行＞　５日目
キャンディアン・ダンスとアーユルヴェーダ


◆今日はスリランカ最大の石窟寺院である世界遺産のダンブッラの黄金寺院を観光。
その後、絹製品の店「シルク・ガーデンズ」で土産を購入し、ランチのあとスパイスガーデン　Ranweli Spice Gardenを見学し、キャンディへ。

キャンディでは仏歯寺などの世界遺産の古都キャンディを観光し、夕方は「キャンディアン・ダンス」を鑑賞。
夕食のあと２時間の「アーユルヴェーダ」のトリートメント・マッサージ。
キャンディのホテルも世界遺産のクイーンズ・ホテル

◆キャンディ湖畔をぽれぽれと・・・
仏歯寺からキャンディ湖畔をぽれぽれと歩き、キャンディアン・ダンスの会場へ

▼キャンディ湖畔ののどかな風景

▼キャンディ湖畔

▼家族連れの風景

▼キャンディアン・ダンスの会場の赤十字の建物に到着

◆◆キャンディアン・ダンス
キャンディアンダンス（Kandyan dance）はスリランカのキャンディを中心に行われているダンス。キャンディでは3つの団体が一年中ほぼ毎日公演を行っているという。
この赤十字のホールも満員の盛況ぶり。熱気ムンムンといった状況だった。

キャンディ王朝の頃に宮廷内で踊られていた舞を中心とし、各地の舞踊を組み込んだものである。
ダンスは18世紀初頭に18の区切りからなる現在の形となり、悪魔払いやファイヤーダンスなどが組み込まれている。

【キャンディアンダンス・プログラム】
１）ダンスの幕開けはパンチャスールヤというドラムやシンバルなどの激しい共演で始まる。
２）プージャ（神に祈りを捧げる儀式）の踊りは女性たちが優雅に舞われる。
３）シンハラ族の戦士の舞（バンゼル・ナトゥマ）は迫力あるリズムに合わせてバク転する姿が見もの。
４）コブラの踊りでは黒い衣装を着た女性がコブラに扮して蛇のような形をして踊る。
５）仮面の踊りは悪魔払いの儀式として踊られるもので、奇妙な仮面と衣装が見もの。
６）マユラの踊りでは孔雀の舞とも言われ、戦いの神の乗り物とされる孔雀をイメージした女性たちの踊り。
７）ラバンの踊りは皿回しのような長く細い棒で円盤を操るダンス。まさに曲芸。
８）ヴェスの踊りは華やかな衣装をまとった男性が音楽に合わせて踊る力強いダンス。
９）ファイヤーダンスは最後に行われるが、松明を振り回したり焼けた石の上を歩いたり、燃え盛る松明を口に含んだり・・・ヒンズー教の修業的な意味を持つショー。

▼ダンスの幕開けのパンチャスールヤ

▼プージャの踊りの始まり

▼プージャの踊りのクライマックス

▼シンハラ族の戦士の登場

▼シンハラ族の戦士の舞

▼黒い衣装を着た女性が舞うコブラの踊り

▼悪魔払いの儀式として踊られる仮面の踊り

▼孔雀の舞のマユラの踊り

▼曲芸的なラバンの踊り

▼男性の華やかな衣装のヴェスの踊り

17:30から開始の1時間のショーも、最後のファイヤーダンス・ショーでフィナーレ。

◆◆世界遺産のクイーンズ・ホテル　Queen's Hotel　Kandy
クイーンズ ホテルは、ホテル自体が世界遺産になっている。仏陀の歯を祀る仏歯寺とキャンディ湖のすぐ横にある緑に覆われた環境にあり、欧米の観光客も多い。築１６０年以上で、もともとは総督の大邸宅だった建築物を宿泊施設にしたもの。キャンディの中心部にあり、ペラヘラ祭も目の前を通るために、最高のロケーションだという。
エレベーターは自分で2重の扉を開けて乗って閉めるという古風な代物だった。

▼コロニアル調の素敵な建物のクイーンズ・ホテル

▼ホテル自体が世界遺産のクイーンズ・ホテル


◆クイーンズ・ホテルのバルコニーからの眺め

▼キャンディ湖も目の前に見える

◆世界遺産のクイーンズ・ホテルの部屋

▼こんな広い部屋に泊まったのは初めてかも・・

▼大英帝国の総督気分になれたベッドと大きな部屋。

◆クイーンズ・ホテルのレストランで夕食

▼珍しいアンカー ビール ( ANCHOR)

▼どことなくメキシカン風の衣装のパフォーマンスだった。

◆◆今日の〆はアーユルヴェーダのトリートメント・マッサージ
Ayurveda Treatment Massage
夕食のあと、夜９時にガイドのカピラさんと予約を入れていた４名がミニ・バンでホテルを出発。約１５分くらい走ってアーユルヴェーダの建物に到着。
約２時間の本場のアーユルヴェーダのトリートメント・マッサージ を受けた。
しっかりしたボディ・オイル・マッサージもあって旅の疲れが癒されたし、本物の「アーユルヴェーダのマッサージ 」をスリランカの地で初体験できて、いい記念になった。



◆こんな感じのアーユルヴェーダのマッサージ
写真はAyurveda Wedagedara のＨＰより拝借



アーユルヴェーダのマッサージ が終わり、ホテルへ帰ってきたのは１１時３０分頃だった。
では、また明日。