キャンディの宝石店Premadasaと宝石売りのおじさん
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2014年7月21日(月)<スリランカ紀行> 6日目
ヌワラエリヤ観光の帰り途
◆今日はキャンディの丘の上のレイク・ビュー・ポイントから美しいキャンディ湖を眺めあと、ヌワラエリヤのパセラワ Pussellawaの緑の茶畑へ。
次にパセラワ Pussellawaの茶畑から20分、ランボダ Rambodaに到着。
Tea Bush Rambodaのレストハウスで休憩しながら、落差109mのランボダの滝 Ramboda Falls を眺めた。
次にA5号線の山道を南に進み、ヌワラエリヤ(Nuwara Eliya)のMackwoods Tea Factory & Tea Centreに到着。製茶工場を見学したあと、本場のセイロン・ティーも味わった。
キャンディへ戻る途中、花売りの走る少年に遭遇し、キャンディでは宝石店へ立ち寄る。
◆スリランカの宝石
ウィリアム王子がケイトさんに送った婚約指輪のブルーサファイアは故ダイアナ妃がチャールズ皇太子から贈られた婚約指輪なのだそうだ。このブルーサファイアはスリランカのラトゥナプラ産だという。古くは紀元前10世紀にソロモン王がシバの女王にスリランカ産のルビーを贈って心を射止めたという話もある。スリランカは世界第4位の宝石産出国である。


◆◇◆キャンディの宝石店 Premadasa & Co. (Jewellers) Ltd.


◆宝石の研磨・加工工房の見学





◆◆宝石の展示コーナー
▼Grossular Garnet
柘榴石(石榴石、ざくろいし、garnet)はケイ酸塩鉱物(ネソ珪酸塩鉱物)のグループ。宝石としてはガーネット、または紅榴石の名前でよばれる。1月の誕生石である。

▼Aquamarine
アクアマリン(Aquamarine)は、青色のベリル(緑柱石)である。名前はラテン語の「海水」を意味する語から。緑柱石のうち透明でスカイブルーの色調のものの宝石名。和名は藍玉もしくは水宝玉。3月の誕生石。

▼Pink Spinel
スピネル(spinel)は、鉱物(酸化鉱物)の一種。尖晶石(せんしょうせき)ともいう。産地としては、ミャンマー、スリランカが有名である。名称はラテン語で「棘」を意味する spina に由来するが、これは八面体の結晶として産出することによる。
石言葉は「内面の充実・安全」。

▼Blue Topaz
トパーズ(topaz) は、は多くのカラーを持ち、また、非常に高い硬度を持つことから、古くから宝飾品として使用されてた。本来は無色透明な石だが、和名を「黄玉(おうぎょく)」と言う。11月の誕生石。
トパーズの名前はギリシア語の(捜し求める:Topazos)に由来するという説、紅海に浮かぶ島「トパシオン」に由来するという説、サンスクリット語で「火」を意味する「トパズ」に由来するという説等、多くの説がある。

▼White Topaz
無色で外見はダイヤモンドに似る

▼Blue SapphireとRuby
サファイア(Sapphire、蒼玉(青玉))は、ダイヤモンドに次ぐ硬度の赤色以外の色の宝石。9月の誕生石。かつて青色のサファイアは、油絵に使われる青の顔料だった。不純物の違いで濃赤色を呈するものはルビーとなる。
ルビー(Ruby、紅玉)は、コランダム(鋼玉)の変種である。ダイヤモンドに次ぐ硬度の赤色が特徴的な宝石である。7月の誕生石。石言葉は「熱情・情熱・純愛・仁愛・勇気・仁徳」など。
語源はラテン語で「赤」を意味する「ルベウス」 (rubeus) に由来する。

サファイアは東洋から古代のヨーロッパに伝わった。トラヤヌス帝(ローマ)の時代以降にはインドとの交易が盛んになり、サファイアについての信仰も中世にかけて広まった。インドでは元々、ヒンズー教徒の間でサファイアは不幸をもたらす不吉な石とされていた。しかしインドの仏教徒の間では異なり、宝石の中でも特に尊重された。
キリスト教では、中世から司教の叙任のしるしとしてサファイアなどを付けた指輪が与えられ、人差指にはめるならわしがあった。マルボドゥスの「宝石誌」では、サファイアが指輪の宝石にふさわしいとされているのも、この反映だと見られる。
▼Yellow Sapphire

▼Alexandrite
アレキサンドライトは1830年、ロシア帝国ウラル山脈東のエメラルド鉱山で発見された。当たる光の種類で色が変わって見える性質がある。産出量が少なく、非常に高価で、発見されてからまだ日が浅いのだが、はるか古代から貴石として扱われてきた四大宝石(ダイヤモンド、ルビー、サファイア、エメラルド)にこの石を加え、五大宝石として扱われることがある。産地としては スリランカ、ブラジル、ロシア、インド、タンザニア、そしてマダガスカルなどが挙げられる。

▼Golden Citrine
シトリンは11月の誕生石。和名「黄水晶」という名前の通り、黄色~黄金色をした水晶。
シトリンという天然石は、地中深くに結晶したアメジストが、マグマなどによる熱干渉を受けて黄色く変化したり、水晶に放射線が加わって黄色く変化したもの。

▼Blue Topaz
トパーズ(topaz) は、石英(水晶)より少し硬いケイ酸塩鉱物。和名は黄玉(おうぎょく)。

◆◆宝石の展示・販売コーナー




◆ネックレスの展示






◆指輪の展示


◆ヤスコヴィッチさんはこの愛すべきオジサンから300万ルピーのブルーサファイアもどきのネックレスを購入。
このネックレスの効力で店内でおいしいカフェオレをサービスしてもらった。(笑)


▼店の前には、宝石なんぞには1ミリも関心がない犬君が退屈そうに寝そべっていた。













