【春日神社】 「春日市」の名の由来、中大兄皇子所縁の神社
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2015年2月26日(木)参拝
午後から春日市の春日神社、太宰府市の榎社、王城神社、太宰府天満宮、竃門神社を参拝。
いろいろな発見があって楽しかった。
▼春日神社の位置

◆◇◆春日神社
春日神社は、福岡県春日市にあり、「春日市」の名称の由来ともなっている神社である。
春日神社は、後の天智天皇となる中大兄皇子(626年~672年)が長津の宮(現在の高宮)に居られる時、春日の地に天児屋根命(アメノコヤネノミコト)を祀られたことに由来する。天児屋根命は、春日権現とも呼ばれ、神仏習合の神といわれている。
時は神護景雲二年(768年)。太宰大弐であった藤原田麿は、春日の地に藤原家の祖神である天児屋根命が祀られていることを知る。
そこで参拝した後に、故郷である大和の国(現在の奈良)の春日大社から、雷の神・剣の神といわれる武甕槌命(タケミカヅチノミコト)、その武甕槌命と関係が深いといわれる経津主命(フツヌシノミコト)、姫大神(ヒメオオカミ)の三柱を神籬に迎え祀って春日大明神として社殿を創建した。
【焼失と再建】
戦国時代末期の天正十四年(1586年)には、戦乱のさなかで島津勢の兵火に遭い、社殿、末社、宝蔵、古文書などの一切が焼失。荒廃の途を辿った社殿の再建は、黒田長政の家老黒田一成の手による、寛永四年(1627年)のそれを待たなければならなかった。その後元禄九年(1698年)の改築と平成八年(1996年)の総改修を経て現在の姿に至っている。
【行事】
春日の婿押し(むこおし)
古来から毎年一月十四日夜に行われるところの数百年の歴史を持つと伝えられる年中行事である。春日神社の氏子のうち、前年に結婚した新郎新婦を宿(現在は敷地内に建つ公民館)で披露し(左義長点火(さきっちょうてんか)、宿の行事)、拝殿と境内で『祝い歌』を歌いながら婿を揉み(婿押し)、最後に若水を掛けて祝福する行事(若水祝い)と、五穀豊穣と開運を願っての樽せりやお汐井取り(おしおいとり)が行われ、千秋楽で幕を閉じる。農村社会の様々な伝承が複合された全国的にも珍しい貴重な民俗行事であるとされ、国指定の重要無形民俗文化財に列せられている。
◆一の鳥居
この鳥居は宝永七年(1710)当時の領主黒田美作一利により奉納されたもの

▼春日神社・参道

▼注連柱


▼春日神社・案内版

春日神社
【祭神】
天児屋根命・武甕槌命・経津主命・姫大神
【由緒】
天智天皇皇太子としてこの国におわします時、この地に天児屋根命を祀り給える神籬の跡と言い伝う。
神護景雲二年(768)藤原田麻呂太宰大弐として太宰府に在りし時、大和国春日より、武甕槌命、経津主命、姫大神の三柱をこの神籬に迎え併せ祀り、社殿を創建して春日大明神と称え奉る。
天正十四年(1586)島津勢の兵火にかかり、社殿、末社、宝蔵、古文書等一切が焼失した。
寛永四年(1627)知行領主黒田美作一成により社殿が再建された。その後元禄九年(1696)に改築されて現在に至る。
鳥居は宝永七年(1710)黒田美作一利により奉納されたものである。
境内由緒書より。
▼参道と二の鳥居

▼手水舎

▼お潮井台

◆二の鳥居
この鳥居は、平成八年(1996年)12月の奉納されたもの。

▼二の鳥居

▼神門前の阿形の狛犬

▼神門前の吽形の狛犬

◆神 門

▼神紋は藤原氏所縁の「下り藤」

▼春日神社・神門

▼春日神社境内・・神門と拝殿

◆◇◆春日神社・拝殿
【祭神】 武御雷神、天児屋根命、斎主命、天照皇大神
【由緒】 天智天皇此国にをはしましける時始て此に勧請のよし云伝ふ。天正の頃兵燹に灰燼す。慶長五年旧藩主黒田長政入国のとき元老黒田美作一成へ下興せしより子孫代々春日村を領して再建寄附等ありと云ふ。明治五年十一月三日県社に被定、昭和四年六月七日県社に列せらる。
社説に曰く、天智天皇筑紫の国に御行幸の時、始めて天児屋根命を勧請の由云伝ふ。其後太宰少弐藤原田麿太宰長官に任ぜられたる時、武甕槌二柱の神を大和国より勧請し合せ祀り春日大神と称え奉る。
▼春日神社・拝殿

▼春日神社・拝殿

▼春日神社・拝殿

▼春日神社・拝殿

▼春日神社・拝殿

▼拝殿の注連縄

▼神額「仰高祠」 明治ニ十一年 寄進

▼拝殿・内部

▼拝殿・内部

◆◇◆春日神社・本殿
▼春日神社・本殿

▼春日神社・本殿

▼春日神社・本殿

▼奉納品陳列棚

▼鬼瓦

◆境内神社、若宮社
【祭神】
太力男命(タヂカラオノミコト)
太玉命(フトダマノミコト)

▼若宮社前の阿形の狛犬

▼若宮社前の吽形の狛犬

▼若宮社横の「乃木大将遺品収蔵の地」の石碑

◆◆春日の杜
春日の杜は、春日神社境内の十一本の樟(クスノキ)で形成した杜をいいます。杜の古さとともに、長い年月を経てきた樹齢が偲ばれます。
いづれの木も樹枝が繁茂し、雄大で、特徴は樹木が近接し、特に三号は二本の樹木が癒着し、一体となっていることです。
天然記念物 昭和三十八年一月十六日県指定 「春日市教育委員会」

▼春日の杜

▼春日の杜

▼春日の杜

▼春日の杜

▼春日の杜

▼春日の杜

▼春日の杜

▼春日の杜

▼春日の杜

▼春日の杜

▼春日の杜

▼春日の杜

▼春日の杜

▼春日の杜

▼春日の杜

▼春日神社の紅梅

▼春日神社の白梅













