巨木・ご神木(7) 【高倉神社の大楠と綾杉】
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高倉神社は、
「日本書紀」に「仲哀天皇紀八年、大和の国 菟田の人伊賀彦をもって神主とし、祀らしめた」とある。
◆◆高倉神社の大楠
まず樹齢800年の大楠の迫力に圧倒される。
【高倉神社の由緒】に
『境内には御神木として杉楠松楓柳の五樹ありしが今は神功皇后御親裁と傳へられる綾杉と楠のみ残せリ。』 とある。
▼境内と樹齢800年の御神木の大楠
▼大楠の巨木①
▼大楠の巨木②
▼大楠の巨木③
▼大楠の巨木④
▼大楠の巨木⑤
◆◇◆神功皇后お手植の「逆さ杉」の御神木の綾杉
この綾杉は、神功皇后が三韓征伐より無事に凱旋の際に、お手植された杉とされ、その時苗木を逆さまに植えられたので、「逆さ杉」(さかさすぎ)とも呼ばれ御神木として崇められてきた。
永禄2年(1559年)、桶挟間の戦いの前年、当時の九州豊後の大友宗麟によって焼き討ちにあい拝殿宝物などすべて焼失したが、幸いに この綾杉の一方の樹皮が生き残り 枝葉が出て現在のように成長しているそうだ。その後落雷の被害も受け、幹の空洞部分が黒焦げになったと言われている。
昭和38年に県の重要文化財に指定された。
推定樹齢は約700年。樹高17m。 胸高周囲 5.7m
▼「神功皇后お手植の御神木の綾杉」の由緒の板書
▼「御神木の綾杉」の石碑
▼神功皇后お手植の御神木の綾杉①
▼神功皇后お手植の御神木の綾杉②
▼神功皇后お手植の御神木の綾杉③
▼神功皇后お手植の御神木の綾杉④
▼御神木の綾杉