久山温泉・ホテル「夢家」と弘法大師の薬湯伝説の薬王寺温泉
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2015年12月14日(月)
◆◆久山温泉 ホテル「夢家」

福岡市郊外の都市圏にありながら湖畔の森に囲まれた絶好のロケーションが魅力の久山温泉。宿は「久山温泉 ホテル夢家(ゆめか)」一軒のみで、多彩な入浴が楽しめる「湯の湖」が人気。大浴場には、内風呂のほか、サウナ、寝湯、天降石風呂、露天岩風呂などを男女別に備えられている。泉質は肌がつるつるするアルカリ性の単純温泉。日帰り入浴も可能。
▼久山温泉 ホテル「夢家」







◆「夢家」・館内






▼久山温泉の横綱白鵬と宮城野部屋の力士たち・・・横綱白鵬のTwitterより拝借

◆ホテル「夢家」から眺めた湖畔の風景




◆ホテル「夢家」



◆◆薬王寺温泉
古賀市南東部の犬鳴山地の麓の山間部に位置している。
「偕楽荘」という公衆浴場と、「鬼王荘」「福龍荘」「快生館」という3軒の旅館がある。
弘法大師の薬湯があったという伝説が古くから存在した。1918年に、ボーリングを実施して温泉が発見された。その効能から、戦前は満州からも湯治客が来たという。

【薬王寺霊泉の伝説】
昔、この地に鬼王、京王という名の2人の子どもを連れた侍がたどり着いた。実はこの侍、清和天皇の子孫で、悪人のはかりごとにより都を追われてきたのだった。侍は里人の優しさに感銘を受け、この地に住みつくことになった。
あるとき、侍は急な病により床に伏してしまった。すると、日頃から信仰している薬師如来が夢に現れ、「この山里の谷川に薬水を流す。これを浴びるもよし、飲むもよし。必ず病は癒えるだろう」とのお告げが。早速お告げのとおりにしてみると、みるみるうちに病が癒え、すっかり元気になった。
その後、侍は出家し、各地を修行して巡った。そして、再びこの地に戻り小さなお寺を建て、薬の里にちなんで「薬王寺」と名づけた。
【薬王寺鉱泉発祥の由来】
薬王寺鉱泉は1918(大正7)年、福岡県嘉穂郡出身の古書神学の研究家、清水大晃により発見された。
信仰深かった清水は、古書にある「筑紫の不老不衰の薬泉を以もって難病業者に実験し効験顕著なりき」という記述を研究するうち、薬師如来のお告げにより、発見に至ったとされている。






◆薬王寺温泉「鬼王荘」
緑の山々に囲まれ、野鳥の声や川のせせらぎが心地よい癒やしの宿。自慢の日本庭園は、四季折々の自然を楽しむことができる。
薬王寺の里山が見えるお風呂はおすすめ。 この日は残念ながら定休日(月曜)だった。







◆薬王寺温泉「偕楽荘」
多数の効能を持つ漢方励明薬湯をはじめ、露天風呂やジェットバス、サウナなどのお風呂が楽しめる。
露天風呂では季節ごとに「バラ風呂」「菖蒲風呂」「みかん風呂」などのイベント湯も行っている。














