「プラントハンター西畠清順 世界7大陸植物園」
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2015年11月27日(金)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アイランドシティ中央公園 で開催中の「プラントハンター西畠清順 世界7大陸植物園」へ
◆「プラントハンター西畠清順 世界7大陸植物園」
◆アイランドシティ中央公園
▼ディクソニア
会場に入ってすぐ迎えてくれたのがディクソニア。
ディクソニア・アルタルクティカ(Dicksonia antarctica)
〔ディクソニア 科名:タカワラビ科 分布国:オーストラリア、ニュージーランド 〕
▼パラボラッチョ 愛称“酔っぱらいの木”
そのふくらんだ幹の形が酔っぱらいのお腹のように見えるため、スペイン語では、お酒を飲みすぎて太ったおじさんという意味で、「palo borracho パラボラッチョ」と呼ばれている。
パラボラッチョは、西畠清順氏がアルゼンチンとボリビアの国境近くで見つけたもの。
現地に2週間滞在し、山で自ら掘り出してきたものを、現地農場で養生し、6ヶ月の栽培検査を経て日本へ飛行機で運んで来たという。
和名パラボラッチョ/酔っぱらいの木/トックリキワタ 科名: バンヤ科 分布国: アルゼンチン、バラグアイ、ブラジル
▼バオバブ
小説の「星の王子さま」にも登場する大きな木がこのバオバブ。
サバンナ地方に多く分布し、高さは約30m、直径は10mにも及ぶ。
和名: バオバブ 科名: アオイ科 分布国: マダガスカル
▼ヤタイヤシ
甘くておいしい実のヤタイヤシ。ココスヤシとも呼ばれている。-20℃でも枯れないなど、寒さに強いことから庭園用大型ヤシとして戦後、日本でも親しまれてきた。高さは7~8mで、幹の直径は40~50㎝ほど。原産地では花からお酒をつくり、甘い果実は生果として食用、及びジャムやゼリーの製造に用いられる。
和名:ヤタイヤシ 科名:ヤシ科 分布国:ブラジル
▼タコノキ
海岸や湿地に生え、高さは6~9mほどになる。幹の下部は支柱根。葉は長い剣状で、縁には乳白色の斑が入る。また葉はらせん状につき、果実や種子は食用にもなる。別名「シマタコノキ縞蛸の木」とも呼ばれている。
和名:タコノキ 科名:タコノキ科 分布国:マダガスカル
▼ガジュマル・・「幸せを呼ぶ木」
ゴムの木の仲間の常緑高木で、樹高は20mほど。ガジュマルは「精霊が宿る木」「幸せを呼ぶ木」などとしてアジア各地で大切にされてきた。幹や枝の途中から気根という根を垂らした姿がユニークで、ダイナミックな大木はシンボルツリーとして、鉢植えは個性的なインテリアとして人気がある。
成長した気根はアスファルトや隣接する木を突き破るほどの力があり、「絞め殺しの木」と呼ばれることもある。
アンコール・ワットの寺院を侵食するガジュマルは有名。
和名:ガジュマル 科名:クワ科 分布国:台湾、日本、インド、オーストラリア
▼女王ヤシ、クイーンパーム
垂れ下がる羽状の長い葉が特徴。現地では、干ばつの時にこの葉を家畜などに食べさせる為に栽培されています。また、寒さにも強く、街路樹や公園木としても使用される。
和名: 女王ヤシ 科名: ヤシ科 分布国: ブラジル、アルゼンチン
◆出口の端の小石原の「東峰村の行者杉の根株」
樹齢200年から600年、約4.68haにわたる375本の杉の巨木群を、行者杉(ぎょうじゃすぎ)という。行者杉は、かつて修験者たちが峰入修行の際に、重要な修行場であった小石原の地に奉納植栽したもの。修験者にとって杉は、大きく成長して樹齢が長く、魂が宿ると信じられている。
◆アイランドシティ中央公園・・・
中央ブロックの亜熱帯の植生展示
アイランドシティ中央公園の北ブロック「世界7大陸植物園」の隣の中央ブロックにも入ってみた。
中央ブロックは亜熱帯の植生展示が主で、美しい蘭の花とオオゴマダラの蝶をみることができた。
▼オオゴマダラの蝶