日当山温泉の数寄の宿「野鶴亭」の露天風呂
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2013年10月13日(日)、14日(月)
高千穂の旅のあと、霧島にいってみたいと思っていたので、10月13日(日)、14日(月)に霧島と本土・九州最南端の佐多岬に行ってきた。
霧島では、「霧島神宮」を参拝。次に天降川沿いにある日当山温泉の「野鶴亭」の露天風呂の湯に浸かり、さらに坂本龍馬とお龍が新婚旅行で行った「塩浸温泉」の龍馬公園へ、この日の宿は「祝橋温泉旅館」、夕食は「祝橋亭」。
◆維新の立役者も愛した日当山温泉(ひなたやまおんせん)
明治維新の英雄「西郷隆盛」や「小松帯刀」が日当山温泉を好んだことは人々によく知られている。泉質のよさもさることながら、日当山の絶景なる自然風景の雄大さを気に入っていたそうだ。
西郷南州翁は日当山付近の山野で狩に汗し、また、天降川の川瀬で鮎釣りに興じた。その疲れを天然温泉で癒したという。西郷南州翁が入った元湯が「西郷どんの湯」という名で、今でも懐かしさがあふれた共同浴場として残っており、その当時宿泊先とし元湯の前にあった龍宝伝右ヱ門宅は、現在、蛭児神社前に藁葺屋根の古民家「西郷どんの宿」として復元され、地域の人々にも親しまれている。
また、西郷隆盛が坂本龍馬と妻のおりょうを、鹿児島へ新婚旅行に誘ったことは有名な話。
1866年(慶応2年)、薩長同盟が取り交わされた直後、刺客に襲われ傷を負った坂本龍馬は、おりょうを伴い療養も兼ねて鹿児島を訪れた。天降川の上流の塩浸温泉に長期滞在したことが有名だが、実際は、その前後は日当山温泉にも滞在しており、天降川のほとりには龍馬とおりょうが岸につけたことを示す木柱が立っている。
錦江湾に面し古くから栄えてきた浜之市港は、坂元龍馬とおりょうがめぐった霧島新婚旅行の出発点だった。

◆◇◆日当山温泉の数寄の宿「野鶴亭」の露天風呂
西郷隆盛の愛した湯として知られ、数々の逸話も伝え残されている日当山温泉。
伝説によると、イザナギとイザナミの二神が足の立たない蛭子命をこの地に送り、療養させたといわれている。
◆◆数寄の宿「野鶴亭」(やかくてい)
霧島神宮の参拝が終わり、霧島の温泉に入りたくなり、天降川(あもりがわ)に沿って車でうろうろしていたら、数寄の宿「野鶴亭」に遭遇。
宿のスタッフに尋ねたら、入浴だけでもできるということなので、「野鶴亭」の湯に入らせてもらうことにした。
あとで調べたら、JR九州の駅長おすすめの日帰りグルメきっぷの霧島温泉のプランのなかに、この数寄の宿「野鶴亭」があった。

▼数寄の宿「野鶴亭」①

▼数寄の宿「野鶴亭」②

▼数寄の宿「野鶴亭」③

▼数寄の宿「野鶴亭」④

▼数寄の宿「野鶴亭」⑤

▼数寄の宿「野鶴亭」⑥

◆ 「野鶴の湯」

▼「野鶴の湯」の露天風呂













