「黒木の大藤」と津江神社の大楠
|
今日も「藤」が呼んでいたので、黒木瞳の故郷へ・・・
素盞嗚神社境内の樹齢約620年の「黒木の大藤」
まるで藤の紫と香りのシャワー
大藤棚の中に団伊玖磨の『パイプの煙の石碑』があった。
ついでに津江神社の大楠も見てきた。
◆ 「黒木の大藤」
「黒木の大藤」は素盞嗚神社境内にあり、樹齢620年、藤棚面積は約3,000㎡(東西約50m/南北約80m)。応永2年(1395年)後征西将軍良成親王により植栽(故事)と伝えられる。

▼今日の「藤」は歌手プリンスの追悼の「紫の雨」だったのかもしれない・・・












◆津江神社の大楠
平安最末期の嘉応元年(1169)、初代・猫尾城主源助能が津江神社の創建時に植栽されたと伝えられている。
樹齢約830年、幹周り約15メートル、樹高約40メートル。主幹通りは円錐形の根上がり樹形で、枝張りは全方向に伸長し極めて美しい樹冠を保っている。

黒木小学校の西に、津江神社が鎮座している。
案内板によれば、嘉応元年(1169)、黒木城(猫尾城)主源助能(みなもとのすけよし)が豊後国(現大分県)から勧請したことに始まる。
あるとき、助能は豊後国の大友氏から疑いをかけられ、豊後国津江山浦(現大分県日田市中津江町)に幽閉された。そのとき助能は、疑いが晴れて無事黒木に帰城できたならば津江宮を黒木庄の宗廟として祀ることを誓った。幸い、無実が分かって帰城できた助能は、神に誓ったとおり、ここに津江神社を勧請したというのである。
その際に、助能が植えたのがこのクスノキだという。このクスノキは津江神社の末社春日社の御神体でもある。

















