【鵜戸神社】 鵜茅草葺不合尊と玉依姫命など鵜戸六所権現を祀る。
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鹿児島県鹿屋市吾平町
2017年3月15日(水)参拝
この日は鹿児島まで走り、高屋山上陵を参拝。
高屋山上陵(たかやのやまのえのみささぎ)は、山幸彦のホオリ(天津日高彦火火出見尊)の陵とされる。
今回で神代三山陵をすべて参拝。
そのあと鹿屋市吾平町の吾平山上陵近くの鵜戸神社と曽於郡大崎町の照日神社を参拝。
◆吾平山上陵近くの鵜戸神社
【祭神】
彦波瀲武鵜茅草葺不合尊(ウガヤフキアエズのミコト)、玉依姫命の夫婦神とその子ども彦五瀬命、稲飯命、三毛入野命、神日本磐余彦尊(神武天皇)の6柱(鵜戸六所権現)を祀る。
【由緒】
彦波瀲武鵜茅草葺不合尊(ウガヤフキアエズのミコト)の陵墓が村内鵜戸山上にあったため、尊を祀ったという。当初は吾平山上陵の東側に位置し、かつては鵜戸六所権現、鵜殿神社などと称されており、天平19年(747年)に「六所大権現と号した」という記録がある。
宝殿(本殿)は長久4年(1043年)建立とされ、社殿は寛文年間(1660年代)に島津綱貴が、宝殿と拝殿は明和5年(1768年)に島津重豪がそれぞれ造営した。『三国名勝図会』にはこの頃の様子が挿絵とともに紹介されている。
明治4年(1871年)に災害により八幡神社(現在地)へ「仮」遷座したが帰社せず(八幡神社は同年中に別場所に遷座)、同6年郷社に列した。昭和39年(1964年)に本殿・舞殿を新築し現在に至る。
境内にはクス・カヤなどの巨木があり、吾平町の指定文化財になっている。
◆鳥居と参道
▼鳥居前の阿形の狛犬
▼鳥居前の吽形の狛犬
▼鳥居前の狛犬
▼鳥居と狛犬
▼鵜戸神社参道
◆◆鵜戸神社の拝殿と本殿
【祭神】
彦波瀲武鵜茅草葺不合尊(ウガヤフキアエズのミコト)、玉依姫命の夫婦神とその子ども彦五瀬命、稲飯命、三毛入野命、神日本磐余彦尊(神武天皇)の6柱(鵜戸六所権現)を祀る。
▼拝殿と本殿
▼拝殿内部
▼拝殿の華やかな雛壇
▼鵜戸神社の説明
◆護国殿
町出身戦没者455柱が眠る。
◆平和の碑
平成15年 町遺族会 建立。 太平洋戦争戦没者422柱を祀る。
◆神木の榧(かや)の木 樹齢800年以上
◆境内の風景