【蒲生八幡神社】 日本一の巨樹・蒲生の大楠
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鹿児島県姶良市蒲生町
2017年3月19日(水)参拝
この日は蒲生八幡神社と日本一の巨樹・蒲生の大楠、そして照国神社参拝、
そして妙見温泉と熊襲の穴、最後に安良神社、勝栗神社を参拝。
◆蒲生八幡神社
保安4年(1123年)に、蒲生上総介舜清が創建したと伝えられる神社で、国指定重要文化財「銅鏡秋草双雀文様一面」も保存されており、この鏡の他にも116面の銅鏡が保存されている。
境内には、日本一の巨樹「蒲生の大楠」が聳えている。
【祭神】
応神天皇、仲哀天皇、神功皇后の八幡三神を祀る。
◆鳥居と参道
▼鳥居の右は蒲生小学校。
▼鳥居と参道
▼広い参道
▼参道の石段
▼阿形の狛犬
▼吽形の狛犬
▼蒲生八幡神社・境内
◆◇◆蒲生八幡神社・拝殿
【祭神】
応神天皇、仲哀天皇、神功皇后の八幡三神を祀る。
【由緒・歴史】
藤原氏北家教通流の分出とされる蒲生(かもう)氏の初代当主舜清(ちかきよ)が保安4年(1123年)に大隅国へ下向、生母が宇佐八幡宮の宮司家出身であった縁で同宮から勧請して創祀したという。
戦国時代、島津氏との激しい戦いの末に蒲生氏は敗れて島津氏の軍門に下り、弘治3年(1557年)他地に退去させられた。その後島津義弘により社殿が再建される。また元和4年(1618年)12月には義弘から鳥居と額が奉建されたともされる。
昭和60年(1985年)、台風13号の被害により社殿は大破し、現在の社殿はその後再建したものである。また、台風被害の翌年から「蒲生八幡神社」と改名した。2008年頃から社務所を鳥居の近くより社殿左に移転している。
▼拝殿正面
◆蒲生八幡神社・本殿
◆蒲生八幡神社と蒲生の大楠
◆◇◆日本一の巨樹・蒲生の大楠
日本一の巨樹の蒲生の大楠見学。
鹿児島県姶良市の蒲生八幡神社境内にそびえ立つ大楠は、樹齢約1,500年、根周り33.5メートル、目通り幹囲24.22メートル、高さ約30メートルと日本で一番大きな楠。環境庁が昭和63年に実施した巨樹・巨木林調査で、正真正銘日本一に認定されている。
宇佐八幡宮神託事件で大隅へ配流された和気清麻呂が当地を訪れ、手にしていた杖を地に刺したものが根付いたものと伝えられ、神社創祀時には既に神木として祀られていたという。